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ボンドオブブラッド:第四話・前編

veiros.hatenadiary.jp
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[メイン] ストーリーテラー : *幕間にあったこと
・ケイティフであるナナは公開処刑されました。公子の血で無理やり休眠から目覚めさせられ、人道主義なんて何もなかった時代の拷問の末、ノノの存在やレヴナントの事を自白し、発狂しながら燃えて行きました。公子の断固たる態度と、残忍な見せしめに血族たちは震え上がっています…。
・ケイティフであるノノについて、ブラッドハントが布告されました。ナナ&ノノはディーヴァ氏族の模様。ダンカン卿やグラッジ氏など複数の血族がテリータウンにやってきて、もちろんフローリンもバルタザール卿も一緒になってテリータウンや、近隣のグレナダ市を歩きましたが、足取りを追うことはできませんでした。それらしき殺人事件なども起こっていないようです。住宅地ひとつひとつを家宅捜索するわけにもいかないので、潜伏しているのか、それとも郊外に逃げているのかはわかりません。
・フィアッセ嬢が公子謁見して公認の地位を得ました。バルタザール卿のグールに準じる扱いです。
・ソリン参議がバルタザール卿に企業のひとつを支配させることを通知しました。

[メイン] ストーリーテラー : 【日時】2020年9月14日18時
【場所】テリータウン/フローリン邸
血潮:起床により1点消費、餌により1点獲得、グール維持に1点消費
グール維持に意志力1点消費
[メイン] system : [ フローリン ] 血潮 : 8 → 7

[メイン] system : [ フローリン ] 意志力 : 3 → 4

[メイン] ストーリーテラー : こうなりました

[メイン] ストーリーテラー : ……またです

[メイン] ストーリーテラー : おかしな夢を見ています……。

[メイン] ユーナ・ギルダー : ママはとにかく私に厳しく、私は何かにつけていつも怒られていたですぅ。

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「ねえ、ママ…」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「…どうしたの?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「学校の先生から、ママに渡すように言われたですぅ…」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「何を?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「連絡帳ですぅ」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「それはどこに?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「あっ、今から持ってくるですぅ」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「……」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「…どうしてアンタはいつも段取りが悪いの!?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「ごめんなさいですぅ…」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「まったく…何をやらせてもうかつで鈍いんだから…! なんなの…! 一体何なの…!」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「それがどれだけみっともないか! あなた解ってるの!?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「ごめんなさいですぅ…」

[メイン] ユーナ・ギルダー : パパは市議会議員でとっても偉いお仕事をしているですぅ。
会う人はみんなパパを尊敬して、立派で優しい人だといってるですぅ。
でも私にはとにかく勉強第一で、テストのたびに怒られてたですぅ。

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「ユーナ、ちょっと座りなさい」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「は、はいですぅ…」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「どういうことなんだ。このテストの順位は…」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「下から数えた方が早いだなんて…、この落ちこぼれが!」(殴り

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「ごめんなさいですぅ…」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「私の血を引いているんだぞ! お前は! どうしてこんなに頭が悪いんだ!」(怒鳴り

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「勉強を怠っている証拠だ。先生にはもっと厳しくするように言っておく」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「次にこんな情けない結果を見せるなよ!いいな!」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「はいですぅ…」

[メイン] ユーナ・ギルダー : とにかく物心ついたときから両親には怒られ、呆れられてきたですぅ…。

私には歳の離れた兄と姉がいるですぅ…。
二人は幼い頃から頭が良く、つねに成績は優秀だったそうですぅ。
二人とも優秀な大学を出て、お兄ちゃんはパパの秘書の仕事に、お姉ちゃんは有力者の秘書の仕事をしてたですぅ。
私とは天と地の差ですぅ。

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「それでこそ私の息子だ! 鼻が高い!」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「……」

[メイン] ユーナ・ギルダー : そしてある日決定的な時がやってきたですぅ…。

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「私はお前に構っている時間は無駄にしか思っていない。今、こうしている間もな。考えるまでもないだろうが!」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「…はいですぅ…」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「そのですぅですぅっていうのを止めなさい!!」(叩き

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「…はいですぅ…」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「それを止めろっていってるだろうが! だからアンタは友達の一人も出来ず、どこの学校に行っても虐められてるのよ!!」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「私たちはこれからお前の接し方を変える」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「接し方…?」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「親として最低限の養育はしていく。だが、お前は家族からは外れているものと考える」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「ど、どういうことですぅ…?」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「お前はギルダー家の人間として相応しくない」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「お前の行動すべてがどれだけギルダー家の家名を汚したか…!」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「だから、お前をギルダー家の者として扱うことをやめる」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「いいか? お前にはもう何も期待はしない。その代わり、関わることもしない」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「そ、そんなですぅ…」

[メイン] ローザ・ギルダー : 「いつまでも成績の上がらないアンタが悪いのよ! それとも私の教育が間違っていたとでもいうの!?」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「今後は基本、直接話しかけるな。用件はメールで送れ。いいな?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「……」

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「…いいなと私が聞いているんだ!返事はしろ!」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「…はいですぅ…」

[メイン] ユーナ・ギルダー : この日以来、私はギルダー家の娘ではなく、余所の子になったですぅ。
パパやお兄ちゃんは私を無視して、ママも他人の様な、そして迷惑そうな目で見るですぅ…。

[メイン] ストーリーテラー : 起きた。

[メイン] ストーリーテラー : 枕元のドリームキャッチャーが破損している…。

[メイン] フローリン : 残念そうに、破損したドリームキャッチャーを手にもって見ている

[メイン] ステラ : 「おはようございます。お嬢様」
扉が開いてグールが入ってくる。

[メイン] フローリン : 「おはよう……」

[メイン] ステラ : 「今夜はついに来てしまいました。マクスウェル・ゴールドスタイン氏とのお見合いの日ですわ。……浮かないお顔ですね。あっ、灯花様の贈り物が壊れてしまいましたか…」

[メイン] フローリン : 「うん……壊れちゃった」

[メイン] ステラ : 「うーん。骨董品みたいですから。修繕するなら専門家が必要かもですね」

[メイン] フローリン : 「直るかな?」

[メイン] ステラ : 「多分直りますよ…。効能はわかりませんが。…効能があったのでしょうか?」

[メイン] フローリン : 「これが無いともう寝れないの」

[メイン] ステラ : 「…深刻でございますね。心当たりといえばセネター・ネージュ卿か、老魔女の環の…だれでしたっけ、あのディーヴァくらいですが」

[メイン] ステラ : 「あるいは灯花様…?」

[メイン] フローリン : 「ネージュ卿は……相談は難しそうね……」

[メイン] ステラ : 「残念な事です。私が至らないばかりに…」

[メイン] フローリン : 「いいえ、あれはどうすることもできなかったわ。ステラのせいじゃない」

[メイン] ステラ : 「有難うございます。ドリームキャッチャーのことは、おいおい考えましょう。お見合いの予定ですが、両家で会食をして、その後二人きりで会話して解散。後日に結果を相手に伝えるという段取りだそうですわ」

[メイン] ステラ : 「19時にお迎えが来ることになっております。その、ローザ様がいうには、ユーナ様は連れてくるなとのことでございますが」

[メイン] フローリン : 「どうしてかしら?」

[メイン] ストーリーテラー : するどい

[メイン] ストーリーテラー : 知性+政治

[メイン] フローリン : 6B10>=8 DiceBot : (6B10>=8) > 7,4,10,3,7,4 > 成功数1

[メイン] フローリン : 1B10>=8 DiceBot : (1B10>=8) > 2 > 成功数0

[メイン] ストーリーテラー : ・ユーナを相手の家族に見せたくない。
・ホテルでユーナの席を用意していない。

[メイン] ストーリーテラー : ということだと推測できる。

[メイン] フローリン : だろうね

[メイン] ストーリーテラー : とりあえず着替えてリビングにいく?

[メイン] フローリン : 「このことをユーナは知っているの?」

[メイン] ステラ : 「いいえ。ローザ様と電話で打ち合わせしたのは私ですが、ユーナ様にはお伝えしておりません」

[メイン] ステラ : 「私の口からは…とても…」

[メイン] フローリン : 「そうよね。私もこんなこと言えないもの……」

[メイン] フローリン : という感じでリビングへ

[メイン] ストーリーテラー : リビングに来るとマノンとユーナと灯花ちゃんとシャノンと料理人ゴダーと庭師オジロンがお茶を飲みながらきゃっきゃうふふしている…。仏頂面のカノンもいる…。
とりとめもなく、好きな映画とかを語ったりしていたようだ…。

[メイン] 灯花ちゃん : 「ふろりん、こんばんはですぅ」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「こんばんは…」

[メイン] フローリン : 「こんばんは」

[メイン] フローリン : ユーナは元気がなさそう?

[メイン] 灯花ちゃん : 「お見合いってホントにあるんですぅね」

[メイン] ストーリーテラー : みんなときゃっきゃできて楽しそう。

[メイン] ストーリーテラー : ふろりんの姿を見て微笑んでいる。

[メイン] フローリン : 「私もお見合いする日がくるなんて思ってもなかったわね」

[メイン] モブ : 庭師オジロン「主人がお見合いするというのに落ち着いていられますか」

[メイン] モブ : 料理人ゴダー「くぅ。アレルギーさえなければ、腕によりをかけて料理を作りたいのですが…」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「頑張ってねお姉ちゃん。私も応援する…!」

[メイン] フローリン : 「みんな、ありがとう」

[メイン] フローリン : ユーナは会食に出かけられる格好?

[メイン] 灯花ちゃん : 「ねえふろりん。ちょっとお願いがあるんだけどいい?」

[メイン] フローリン : 「なにかな?」

[メイン] ストーリーテラー : ユーナはいつも身なりはきっちりしている。会食にでても恥ずかしくない。

[メイン] 灯花ちゃん : 「ふろりん。これにサインして支払いしとくですぅ」
パンフレットと申込書(必要事項記入済み)を渡す…。

[メイン] フローリン : 読む

[メイン] ストーリーテラー : 『ルイジアナ・ジュニアクラシック音楽コンクール』
若年者向けではルイジアナ州で最も伝統と権威ある音楽コンクール。
キッズ、小学生、中学生、高校生、大学生の部で開催される。
予選・本選では3名~6名の専門家による審査員で審査を行う。判定は機知+表現。
課題曲はなく、自由曲で応募可能。
参加料:予選110ドル 本選140ドル 申込書の提出と同時に銀行振り込み。
コンクールは一般開放される。但し、新型コロナウィルス感染拡大予防対策により入場制限する場合がある。
コンクール本選入賞者はヒルトン・ニューオリンズ・リバーサイドホテルでの市議会議員らを招いての披露演奏会に出演可能。
コンクール本選入賞者にはメディアへの紹介を含め、音楽業界へのデビュー支援制度がある。
予選は10月2日、ザ・ルーテルホールで行われる。

[メイン] 灯花ちゃん : 「私もピアノで小学生の部に出るよ!」

[メイン] 灯花ちゃん : 「だからユーナちゃんもでるですぅ」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「と、灯花ちゃん…」

[メイン] フローリン : 「ユーナは出たいの?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「じ、自信ないですぅ…ほとんど独学だし…」

[メイン] フローリン : 「そう。わかりました」

[メイン] フローリン : 申込書にサインして、ステラに渡す

[メイン] ステラ : 「かしこまりました」

[メイン] マノン : 「やった…!」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「ユーナ、出れるんですぅ?」

[メイン] フローリン : 「出なさい。遠慮しなくていいのよ」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「お姉ちゃん、有難うですぅ…」

[メイン] ストーリーテラー : そうこうしていると迎えのタクシーがくるのだ…。

[メイン] ストーリーテラー : タクシーのドライバーがやってきて、正門の側にとめて、フローリン・ギルダーさんを迎えに来たという…。

[メイン] ストーリーテラー : 車は広そうだが、ユーナを迎えに来たとは言わない…。

[メイン] フローリン : 「ユーナ、準備はできてる?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「はいですぅ…はい!」

[メイン] フローリン : 「行きましょう」

[メイン] フローリン : ということで連れていく

[メイン] ストーリーテラー : 【日時】2020年9月14日20時
【場所】ヒルトン・ニューオリンズ・リバーサイドホテル

[メイン] ストーリーテラー : フローリンたちが到着して案内されたフロアに入ると、ギルダー家とゴールドスタイン家のおもおもがいて談笑している…。

[メイン] ストーリーテラー : ウィレムパパ、ローザママに、フレデリック兄さんとエヴァ姉さんもいる…。

[メイン] ストーリーテラー : ゴールドスタイン家はやたら威勢のいい老人と、その家族が3〜4人ほどいて、スーツを着た怜悧な男性がいる…。老人は政治パーティで見たことがあるような。たしかボーゲンといった。

[メイン] ストーリーテラー : それと離れたところに執事風の老人と、少女が座っている…。

[メイン] モブ : ボーゲン老「おお、フローリンさんが来ましたな。いつ見てもお美しい。ほらマックス、挨拶なさい」

[メイン] マックス卿 : 「……。こんばんは。お初にお目にかかります。マクスウェル・ゴールドスタインです。このたびは、貴方と出会えて光栄です。…よしなに」

[メイン] マックス卿 : フローリンは捕食者の穢れを感じる…。うなじがちりちりとし、牙が伸び、恐怖心と縄張り意識がもたげる。目の前に吸血鬼がいる…。

[メイン] フローリン : 「はじめまして、マクスウェルさん。私がフローリンです。こちらこそ、お会いできて光栄です」

[メイン] マックス卿 : 「……」

[メイン] モブ : ボーゲン老「両家は以前から付き合いがありましたが、血縁が結ばれるとは目出度い」

[メイン] フレデリックギルダー : 「ええ。妹は優秀ですから。次の選挙でもお二人に助けて頂ければ心強い」

[メイン] モブ : ボーゲン老「くっくっく。マクスウェルは家のことを放り出して仕事第一でしてな。親としては心配で夜も眠れぬほどです。フローリンさんのような立派な方と一緒になれれば、わしは明日死んでも良いくらいですぞ」

[メイン] ウィレム・ギルダー : ウィレム「これでまたギルダー家は盛り返せるでしょう」

[メイン] マックス卿 : 「……。まだ決まったわけでは。…と、そこのお嬢さんは?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「ゆ、ユーナ・ギルダーです…! よろしくお願いします!」

[メイン] フローリン : 「ユーナは私の妹です」

[メイン] マックス卿 : (ユーナににっこり)
こんな顔をするマックス卿は初めて見る…。

[メイン] マックス卿 : 「マクスウェルです。貴方の兄になるかもしれない男です。よろしくお願いします」

[メイン] ローザ・ギルダー : (ちょっと貴方、なんで連れてきたの…!?)

[雑談] フローリン : やっぱりろりこんなのでは?

[雑談] ローザ・ギルダー : うん

[メイン] フローリン : (何か問題でも?)

[メイン] ローザ・ギルダー : (会食するのよ? ホテルに手配してないから、ユーナの席はないわ。…向こうになんて言えばいいのよ!)

[メイン] フローリン : (予約で間違えたと言うしかないでしょうね)

[メイン] ローザ・ギルダー : (…! アンタは…! しかたないわ。今からスタッフに掛け合ってくる。でも、いいわね? 絶対にマクスウェル氏をものにするのよ。嫁に行かせるために今まで育ててきたんだから)

[メイン] フローリン : (……ええ)

[メイン] ローザ・ギルダー : (物分かりの良い子は好きよ。それでこそ私の子だわ)

[メイン] ストーリーテラー : そしてお見合いルームに通されて、両家の主役が中央に座らされるのだ。

[メイン] ストーリーテラー : こんなかんじ?w

[メイン] ストーリーテラー : とりあえずスタッフに追加料金払ってトラブルに対処してもらった

[メイン] ストーリーテラー : マックス氏は目の前の皿を見て難しい顔をしている…。

[メイン] マックス卿 : 「申し訳無い。このような食事は不慣れで…。失礼があればどうかご容赦を」
マックス氏は深呼吸を数度繰り返すと、じょじょに顔色が良くなっていく…。

[メイン] フローリン : 私も紅潮させる

[メイン] system : [ フローリン ] 血潮 : 7 → 6

[メイン] モブ : ボーゲン老「それでは乾杯から」

[メイン] マックス卿 : 「乾杯」

[メイン] フローリン : 「乾杯」

[メイン] ストーリーテラー : 料理が運ばれてきて、マックス卿が引きつった顔をしている…マックス卿がそちらを見た。どうやらふろりんも似たような顔をしているらしい…。

[メイン] ストーリーテラー : オードブル:
野菜とオマール海老のプレッセ
縁を結ぶ水引をイメージした紅白のソースとコンディメント

[メイン] マックス卿 : 「……」
何度か躊躇しておそるおそる口に運ぶ。

[メイン] マックス卿 : 「…フローリンさんも、どうぞ遠慮無く」

[メイン] フローリン : 「ええ……では、遠慮なく」

[メイン] フローリン : 意を決して、料理をついばむ

[メイン] ストーリーテラー : 死んで中途半端に動いた胃が呻いているのを感じる…。
ガラス玉を飲み込んだかのような圧倒的な異物感と嘔吐感を感じる…。

[メイン] ウィレム・ギルダー : 「ご趣味は?」

[メイン] マックス卿 : 「はぁ…趣味ですか。そうですね。推理小説やミステリーの類いが好きですよ。有名どころではアガサ・クリスティミス・マープルはお勧めですね。ロジックで考えることが好きです。そうですね、それに見合う価値が無ければ、お金も時間も使いたくありませんから…」

[メイン] マックス卿 : 「フローリンきょ…フローリンさんは如何です? お暇な時はなにをなさって?」

[メイン] フローリン : 「私は最近、テニスを始めました。時々、カントリークラブに通っています」

[メイン] マックス卿 : 「ほう…。なるほど…。身体を動かすことは良いことです」

[メイン] ストーリーテラー : スープ:
トリュフ薫るフォアグラのロワイヤル仕立て ホテルコンソメ

オサカナ:
真鯛のロティ シラスと干し海老で作ったアンショワーソースとの出会い
フレッシュハーブのブーケで飾り立てて

[メイン] ストーリーテラー : 両家の家族たちは料理を絶賛している…。ユーナもですぅを抑えつつ向こうの家族とうちとけているようだ…、中央の二人はなんともいえない表情をしている…。

[メイン] フレデリックギルダー : 「お仕事はどんなことを?」

[メイン] マックス卿 : 「あるタクシー会社の経営状況の監視や、役員に経営や法令上の助言を行う仕事です。その過程で資料を集めたり作ったり、人と会ったり…ですね。タクシーはニューオリンズの観光客の足ですから、例えば空港から市内に入るのにタクシーがなければなりません。有用なお仕事でしょう?」

[メイン] フローリン : 「確かに。観光客はそうですね」

[メイン] マックス卿 : 「有難うございます。このような仕事ですから、法規制も多くあります。市議会議員の血縁になれるのは、私にも魅力的ではあります」

[メイン] フレデリックギルダー : 「フローリンは百貨店の取締役だったな?」

[メイン] ユーナ・ギルダー : 「はぁ…お二人ともすごいです…」

[メイン] フローリン : 「はい、取締役です」

[メイン] マックス卿 : 「お若いのに流石です。マケイン卿が見出すだけはあります」

[メイン] ストーリーテラー : そんな感じでなごやかに会食が終わると、あとは若い人たちにまかせてということで、ホテルの見晴らしのよいバルコニーを貸し切りして二人きりになった…。

[雑談] フローリン : マケイン卿はちょっとどうなのw

[メイン] マックス卿 : 「…フローリン卿。話は吐いてからでよろしいですか?」

[メイン] フローリン : 「私も苦しいのでそうしていただけると……」

[メイン] ストーリーテラー : ということでトイレに駆け込んで

[メイン] ストーリーテラー : まともに消化できていない血塗れの料理を全部吐き出す。

[メイン] ストーリーテラー : おえー、おええええ、ぐほっぐへっ

[メイン] ストーリーテラー : うっ、ぐぇぇぇぇ〜〜

[メイン] ストーリーテラー : ぐへっぐへっ!ぉろろろろ〜

[メイン] ストーリーテラー : もどってきた

[メイン] ストーリーテラー : 死ぬかと思った。

[メイン] ストーリーテラー : もう二度と体験したくないね。

[メイン] フローリン : 拒食症っていう診断書を書いてもらおう

[メイン] マックス卿 : 「…まったく。お互いに災難でしたね」

[メイン] フローリン : 「本当に……」

[メイン] マックス卿 : 「そちらのお母様もなかなかの……、血は争えないということでしょうか」

[メイン] フローリン : 「お褒めのお言葉をありがとう」

[メイン] フローリン : 「それにしてもここまで外堀を埋められているとは思ってもみませんでしたね」

[メイン] マックス卿 : 「ええ、全くその通りで。どう切り抜けようか、思案しているところです。親をも殺す幼童もいる一方で、そうでない幼童もいます。実家が太ければ特にそうですね。まさか、一族全員を処分するわけにもいかない」

[メイン] マックス卿 : 「マスカレードの困難さを痛感しています。フローリン卿には、何か腹案はおありで?」

[メイン] フローリン : 「あまり良い案ではないけれど、マスカレードを維持するなら仮面夫婦になったほうが、まだ良い気がしてきました」

[メイン] フローリン : 「またお見合いなんてしたくないもの」

[メイン] マックス卿 : 「……私たちの親は、独身でいることを許さないでしょうね」

[メイン] フローリン : 「ええ、困ったことに……」

[メイン] マックス卿 : 「しかし私たちは結婚するような間柄ではない。血族にまともな恋愛はありませんが、意中の人がいたりはしませんか?」

[メイン] フローリン : 「いないわ。それに仮面なのだから居ても問題はないでしょう?」

[メイン] マックス卿 : 「仰る通りですね。互いの家族へのポーズは必要ですが…。この際申し上げますと、私はバルタザール卿のご令嬢、フィアッセ嬢を好いております」

[メイン] フローリン : 「……本当に?」

[メイン] マックス卿 : 「ええ。彼女は儚くも美しい。死んだものをいつまでも引き摺るのは止めました」

[メイン] マックス卿 : 「それしかない以上、仮面夫婦は致し方ありません。ただ、血族社会ではなんといわれるか…。ジュリア卿やルティーナ卿が喜びそうな話で」

[メイン] フローリン : 「エリュシオンで噂になっている様子が想像できます……」

[メイン] フローリン : 「フィアッセ嬢のことは承知しました。私は彼女との関係に口出ししません」

[メイン] マックス卿 : 「有難うございます。そういえば、悪役令嬢はおやめになったのです? あの高慢な貴方が、ルティーナ卿に謝罪して版図を割譲したのは私も驚きました」

[メイン] マックス卿 : 「夫婦であることの風聞については、お互いに対処しましょう。それ以外の名誉については自身で対処していただきたい…」

[メイン] フローリン : 「あのときの私は冷静じゃなかった。もうあのようなことはしないからご心配なく。自分で対処します」

[メイン] マックス卿 : 「解りました。直ぐに結婚するわけでもありません。こういった場があと数回あります。細かい条件はそこで詰めましょう」

[メイン] フローリン : 「はい。これからよろしくお願いします」

[メイン] マックス卿 : 「……卿からそのような言葉を聞くことになるとは……」

[メイン] マックス卿 : 「よろしくお願いします。フローリン卿」

[メイン] ストーリーテラー : iPhoneが振動する。通知はマノン。

[メイン] マックス卿 : (どうぞ)

[メイン] フローリン : 「失礼」と一声かけて電話に出る

[メイン] マノン : 『ご主人様、大変です。ステラさんが刺されて、ユーナ様が連れて行かれました。少女…の血族です。多分。今、追いかけていますが、私では返り討ちになりそうで… !』

[メイン] マノン : 『エレベータに入られてしまいました!』

[メイン] マノン : 『エレベータ、上がっていきます…。外に逃げない…のでしょうか…?』

[メイン] マノン : (どうしようどうしよう)
という焦った様子が伝わってくる…。

[メイン] フローリン : 「落ち着いて、どこの階に止まったか教えて」

[メイン] マノン : 『13階です! エレベータがきしだい、私も行きます!』

[メイン] フローリン : 「気を付けて」

[メイン] マノン : 『はい…!』

[メイン] フローリン : 電話を切る

[メイン] フローリン : 今13階?

[メイン] ストーリーテラー : 4階かな

[メイン] ストーリーテラー : この光景はもっと高いか、8階にしよう

[メイン] フローリン : レイピアとか持ってきてるのかな?

[メイン] ストーリーテラー : さすがにない

[メイン] ストーリーテラー : ナイフはある

[メイン] フローリン : なる

[メイン] フローリン : 「マクスウェル卿、ひとつお願いしてもいいですか?」

[メイン] マックス卿 : 「どうかしましたか?」

[メイン] フローリン : 「妹が攫われました。どうやら血族のようで、解放に協力してほしいのです」

[メイン] マックス卿 : 「…ユーナ嬢が?」

[メイン] フローリン : 「はい、攫われて今13階にいるそうです」

[メイン] マックス卿 : 「まさか夫婦としての初の共同作業とは…。参りましょう」

[メイン] フローリン : 「はい。ありがとうございます」

[メイン] ステラ : 個室から出ると、廊下に胸を押さえたステラがいて、弱々しく報告してくる。

[メイン] ステラ : 「お嬢様、申し訳ございません…。恐らくはあのケイティフではないかと…」

[メイン] フローリン : 「ステラ!傷は大丈夫なの?」

[メイン] ステラ : 「はい、昨夜いただいた血潮で直しました…」

[メイン] ステラ : 血潮:0/2

[メイン] ステラ : 青ざめて地獄モード

[メイン] フローリン : 「とにかく無事でよかった」

[メイン] ステラ : 「私のことよりユーナ様を。本当に申し訳ございません…!」

[メイン] フローリン : 「すぐ戻るから」といって向かう

[メイン] ステラ : 「両家のご家族はもう帰られまして、この階の休憩所でマノンと三人でお嬢様を待っておりましたのです」

[メイン] ステラ : 「ご無事で…」

[メイン] マックス卿 : 「ご安心を。ステラ嬢」

[メイン] マックス卿 : フローリンを追いかける。あと携帯で自分のグールに連絡しているようだ…。

[メイン] ストーリーテラー : つ づ く

[メイン] ストーリーテラー : お疲れ様でした。

[メイン] フローリン : おつかれさまでした

[メイン] ストーリーテラー : 明日22時です

[メイン] フローリン : はい

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