veirosが何か言いたげにこちらを見ている

今のマイブームはヴァンパイア:ザ・レクイエムです。

ルールブックの目次解説

f:id:veiros:20200420203457j:plain
ヴァンパイア:ザ・レクイエムのルールブックは読みにくいので整理のために書いておく。

イントロダクション 12p

ワールド・オブ・ダークネスの世界観、ヴァンパイア、氏族、盟約など、もっとも基本的な用語について解説されている。
特に重要なのは「神話と真実」15p。これ以外はしばしば読み飛ばされるが、「テーマとムード」も良いことが書いてあるので読もう。

第一章:呪われし者の社会 20p

世界観的には、この第一章こそが最重要部分となる。

「抱擁」についてから始まり、「レクイエム」「死の舞踏(ダンスマカブル)」について解説が続く。
その後「五氏族の概要(ディーヴァ、ギャンレル、メケト、ノスフェラトゥ、ヴェントルー)」が紹介される。カマリリヤの語が散見されるが、ヴァンパイア:ザ・マスカレードのカマリリヤとは関係無い。

氏族の後には「コテリエ」の記述がある。

金ぴかの檻 27p

金ぴかの檻=都市のこと。ヴァンパイアと都市についての記載。
井戸の近くで:食餌の為に。
社会的支援:ヴァンパイアの力の半分は人間社会への影響力にある。
孤独:人間も少なくとも話し相手にはなる。
エリュシオン:都市にはエリュシオンがある。
寝床:都市に寝床を作ることは安全。

死者の版図 31p

ここから都市の政治システムの解説が始まる。
恐怖による統治。

政府の活動 34p

公子であっても、市長・警察署長・地方議会員を意のままに操ることは不可能。

肩書、階級、地位 37p

公子、家令、先駆、参議、古老、幹事、ハーピー、警吏、猟犬、エリュシオン管理人について。

再授封(さいじゅほう) 39p

任意版図、新しい版図について。

捕食者の穢れ 45p

ルール的な解説は179p。

甘やかなる罪 45p

血潮中毒のことを言っている。168pを読まないと意味不明。

血の絆 45p

公子や親に反抗的な奴や、ブラッドドールに血の契りすることが例示されている。ルール的な解説は170p。

盟約 51p

カルシアン運動、老魔女の環、インヴィクタス、ランケア・サンクタム、オルド・ドラクの五盟約詳細解説。
そして盟約せざるものと、ベリアルの同腹、VIIの解説がなされる。

正直言って盟約の解説は文体といい中身といい難し過ぎる。屈指の挫折ポイントである。慣れてから読め。

血族の神話 80p

盟約解説の次が突然神話である。吸血鬼の記憶力の限界や、各氏族の神話(あるいは歴史)についての解説される。

掟 83p

「三つの掟」「咎人狩りの解説。

レクイエムの重み 89p

器、餌、奴隷と主人(文脈から血の契りにおいての奴隷の扱いと思われる)、グールについて。
グールについては176pにも記述あり。

地域と縄張り(やせ地、セラー)、セキュリティ(この世界は危険が危ない)。

用語集 94p

第一章のラストは中二病的用語集。

第二章:キャラクター 98p

キャラクターの作成(データ・設定)についての解説。

長所 111p

寝床、餌、地位について

氏族 116p

ディーヴァ、ギャンレル、メケト、ノスフェラトゥ、ヴェントルーの順に詳細な氏族解説がなされる。
ディーヴァのドヤ顔を初め、イラストページなので目立つ。

訓え 126p

獣心、先覚、瞬速、支配、尊厳、悪夢、隠惑、変身、不屈、怪力の10訓えに加えて、クルーワッハ、テーベ魔術、竜の螺旋が記載されている。
あと修めがいくつかある。

第三章:特殊なルールとシステム 164p

血の特性 167p

目覚め:起きるのに血潮1点。
偽りの命:体温、飲食その他。
肉体増強:+2パンチ。
傷を癒やす:詳細は183p。
血潮中毒:正確には「血液中毒」。
同族喰らい:
血の絆:
血の縁:血の共鳴含む。
食餌:簡易食餌判定。
血の供給:
グール:

捕食者の穢れ 178p
掟 180p

鏡面歪曲、抱擁での意志力喪失、同族喰らいでの人間性喪失について記載。

ダメージ、負傷、治癒 181p

炎や陽光など。

休眠 186p
狂乱、祝宴、紅の恐怖 189p

狂乱、飢餓狂乱、恐怖狂乱。

人間性 192p
精神錯乱 198p
ゴルゴンダ 205p

第四章:ストーリーテリングと敵対者 208p

プレイヤーは読む必要ない。設定やシナリオの作り方について32ページにもわたって記載されている。

敵のデザインと利用 240p

NPCのデータなど。

経験 246p

成長ルール。247pに教師について言及がある。248pでは訓えの取得そのものが物語に成り得るとある。
意志力8点と書いてあるが、堅忍+冷静より高くできない。

付録1:血脈

付録2:ニューオリンズ

まとめ

読みにくい原因の一つは、同じファクターで1章と3章に分散記載されていることである。
1章は社会的側面から、3章は肉体的側面から同じ説明をしている。
ルールブックの文体口調がやさしくない。
Google翻訳の中の人丁寧な口調だなーって思ってしまう。

掟/TRADITIONについての考察

f:id:veiros:20201129174125j:plain
ヴァンパイア:ザ・レクイエムには血族が遵守するべき「三つの掟」存在する。
この掟は単純な社会的合意にとどまらず、ヴァンパイアの生理にも関わっている盟約や氏族を越えた普遍的な掟である。
しかしこれが非常に解りにくくなっており、初心者を困惑させる。下記解説を試みる。
※類似品のヴァンパイア:ザ・マスカレードには「六つの掟」がある。

第一の掟:マスカレードの掟

THE FIRST TRADITION: MASQUERADE
Do not reveal your true nature to those not of the Blood. Doing so forfeits you your claim to the Blood.
自らの血に連ならぬ者に、己の本性を見せてはならない。本性を明かしたならば、同族に属する権利を失う。

p84。いきなり解りにくい文面だが、要するに自分がヴァンパイアであることを人間に知られてはならないということ。
もっとも重要な掟であり、作成したばかりのPCが第一話で違反して処刑されることも有り得る掟。
※罰則は公子の判断によって異なる。

・≪訓え≫などの超常能力の行使をモータルに目撃される。
・吸血の現場をモータルに目撃される。

といった場合に問題となる。
ここで重要なのは、
・完全な遵守は至難であり、無理な事を要求している掟である事。
・掟を違反することと、掟違反が発覚することは別の問題であるという事。
である。
吸血現場をモータルに目撃されたとしても、その現場を他の血族に目撃されたというわけで無い限りまだセーフである。
そのモータルの記憶を操作したり、口封じに処分したり(殺すって事)、口外しないようにお願いすれば良いのだ。
最後のは重大なリスクを負うことになるわけだが、それしか選択肢がなかったりもするだろう。
「ばれなければどうということはない」のだ。

逆に目撃されたのが一人だけでなく集団に目撃された場合はかなり厳しい。
人口密集地で狂乱とか目も当てられないぞ。

歪曲

マスカレードの掟を支援する生理的特徴としてヴァンパイアは鏡や写真やビデオモニターにぼやけて映り、個人の特定ができない。
これは抱擁の後、鏡を見て自分の姿がどのように変わったかを確認したときに、ヴァンパイアが最初に気付く事象の一つである。
しかしこの歪曲が逆にマスカレードを脅かす可能性もあるので、意志力を使って一時的にオフにすることもできる。180p。
・意志力を1点消費することでぼやけ効果を1シーン切ることができる。
・意志力を1点消費することで「11マイナス血の強度」日間、カメラなどの映像が保存される。
・意志力を永遠に1点消費することで映像を永遠に残せる。

版図の掟

第一の掟の解説文の中で含まれている掟。何故ここに記載されているのかは不明。

都市全体は公子の版図である。
その公子の版図の中で、ヴァンパイアはある地域を個人的な版図として領有主張できる。その地域が他の血族の個人的な版図となっていなければ。
版図においては領主の言葉が不死者にとっての法。

第二の掟:継嗣の掟

THE SECOND TRADITION: PROGENY
Sire another at the peril of both yourself and your progeny. If you create a childe, the weight is your own to bear.
嫡子をなすならば、自身とその嫡子の総てを賭してなさねばならない。もし嫡子をなしたなら、嫡子の重荷は契りの親が背負わねばならない。

後半はともかく、前半はちょっと意味が解らない…。
まあ「抱擁するなら責任取れよ?」っていってるのかなと思うじゃないですか。
そうじゃないみたいなんですよね。
「この掟にそのまま従えば、ヴァンパイアは嫡子をなしてはならない。」p85。
「継嗣の掟は、いかなる人間に対しても不死の呪いを与えてはならないと定めている」p180。
と記載されているんですよ。
原文においても、

According to the wording of the Tradition, no vampire may create a childe.
伝統の言葉遣いによると、吸血鬼は子供を作ることはできません。

と記載されています。
ということで、ヴァンパイアは抱擁してはいけません。

では貴方は何故抱擁されたのか? 貴方の父は掟違反者なのか?

その解釈

答えは「貴方は掟違反によって抱擁された。貴方の父は掟違反者である」だ。
そして、この掟は誰が作ったのか、どのような意図をもって作ったのかも解らない。のだ。
そのため掟違反ではあるが、各盟約や公子はそれぞれ独自の見解により掟違反を黙認しているのである。

カルシアン運動 この掟は時代遅れ。こういう問題は都市全体で話し合って決めるべき。
インヴィクタス 都市の長老(つまり俺)が決定する権利を有する。
ランケア・サンクタム 教義により抱擁OKとなっています。
オルド・ドラク 必要なら抱擁するよ。
老魔女の環 掟なんてシラネ。
盟約せざる者 自然淘汰で数が制限されるし自由に抱擁してもええんじゃね?

ということでV:tMにあった「嫡子の権利」の概念は、都市によって異なるが一般的なものではない。
「嫡子の権利」の概念が異なる以上、「ケイティフ」についてもV:tMとは異なる。

There is no Tradition or custom of the Kindred that is more frequently ignored than this one
これよりも頻繁に無視される血族の伝統や習慣はありません。─TheBlood85p。

監督

親は抱擁した子を教育する責任があり、子の不始末はすべて親の責任である。
親は子を解放せずに超長期にわたって教育中(隷属状態)に置くことも可能である。
これは初心者プレイヤーにとっては良いかもしれない。
子が一度自立すれば親は保護する義務を負わなくなり、子も親に従う義務も無くなる。

第三の掟:アマランスの掟

THE THIRD TRADITION: AMARANTH
You are forbidden from devouring the heartsblood of another of your kind. If you violate this commandment, the Beast calls to your own Blood.
同族に連なる者の死せる命をむさぼってはならない。もしこの令を破るなら、獣がその者の血を欲するであろう。

他のヴァンパイアの血を吸いつくす「同族喰らい」を禁止する掟。
「同族喰らい」すると血の強度が上がり、技能あるいは訓えを奪うことができる。
ついさっき知ったのだが、これは最も破られることが多い掟らしい(p86)。
捕食的で陰謀好きな血族たちはあなたを同族喰らいしようとしているかもしれないのだ!!

なおアマランスの掟の違反=同族喰らいは重罪であり、発覚は処刑確定である。
また同族喰らいは確率で失敗可能性もあり、人間性も減るのでPCが積極的に狙うものではないかも知れない。

敬意の掟

第三の掟の解説文の中で含まれている掟。何故ここに記載されているのかは不明。原書でもそうなっていて困惑する。
版図についての掟である。87p。

他のヴァンパイアの版図に踏み込んだヴァンパイアは、自分自身の身の証を立てるべき。
何の許可もなく他人の版図で狩りをするヴァンパイアは版図の掟に敬意を払っているとは言えない。

近代の公子はこの掟を用いて自分の版図に誰が居るか把握しようとする。訪問者や居住希望者は公子に問い合わせるよう要求している。
「公子への拝謁」はV:tRにも存在する。36p。

まとめ

マスカレードの掟、継嗣の掟、アマランスの掟の三つの掟に加えて、版図の掟、敬意の掟という二つの掟が存在する。
「ばれなければどうということはない」。

フラット経験点システム

びふぉー

累進課税式。

能力値 新しいレベル×5
技能 新しいレベル×3
専門化
氏族の訓え 新しいレベル×5
その他の訓え 新しいレベル×7
テーベ魔術、クルーワッハの儀式 儀式レベル×2
長所 新しいレベル×2
血の強度 新しいレベル×8
人間性 新しいレベル×3
意志力

あふたー

フラット式。

能力値 15
技能
専門化
氏族の訓え 15
その他の訓え 21
テーベ魔術、クルーワッハの儀式
長所
血の強度 24
人間性
意志力

ボンドオブブラッド:第七話・後編

f:id:veiros:20200830010412p:plain

veiros.hatenadiary.jp


[メイン] ストーリーテラー : でたとこ勝負の最終回はーじまーるよー

[メイン] ストーリーテラー : 点呼

[メイン] フローリン : 1

[メイン] バルタザール : 2

[メイン] ストーリーテラー : 【日時】2020年10月18日(日曜日)20時
【場所】キャナルストリート/ジャアニビルディング

[メイン] ストーリーテラー : バルタザールのターンである。
ジャアニビルディングの地下駐車場までやってきたのだ。
メアリはエリーゼの部屋への立ち入りは禁止されている。主人がああいう状態であるので、拘束などはされていないが、常に連絡の取れるように指示されているらしい。
メアリを連れていく?

続きを読む

ボンドオブブラッド:第七話・前編

veiros.hatenadiary.jp

f:id:veiros:20200122191006p:plain

[メイン] ストーリーテラー : ふう

[メイン] ストーリーテラー : ポテトサラダも食ったしコヒーも入れた。

[メイン] ストーリーテラー : 点呼

[メイン] バルタザール : 1

[メイン] フローリン : 2

[メイン] ストーリーテラー : 【日時】2020年10月18日(日曜日)05時
前回直後からのスタートである。

続きを読む

ヴァンパイア:ザ・レクイエムのリンク集

f:id:veiros:20200105133903p:plain
ヴァンパイア:ザ・レクイエムに関する情報収集に使用するサイトを集めてみる。

Requiem for Kingsmouth Wiki(自作都市サイト。終了済)

https://requiemforkingsmouth.fandom.com/wiki/Requiem_for_Kingsmouth_Wiki

Edge of Darkness(プレイバイBBSサイト)

http://nwod.org/wiki/index.php/Vampire:_The_Requiem