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吸血鬼と経験点


ヴァンパイア:ザ・レクイエムを専門用語を使わずに説明するこころみです。それではさっそく見ていきましょう。

経験点の名称

ヴァンパイア:ザ・レクイエムでの経験点はセッション中のロールプレイや行動に応じて入手できます。

経験点はビート/Beatsという欠片で配布されます。5ビートが集まると、1経験点/Experienceになります。
【1ビート=0.2経験点】です。何故このような扱いになっているのかは不明です。

経験点の入手条件

・吸血鬼はセッション前に「願望」を3つ設定します。それを満たすか進展させた場合に、0.2経験点となります。
・バッドステータスには経験点獲得をもたらすものがあります。
・行為判定に失敗したとき、それをファンブルにすることで、0.2経験点を得ることができます。
・致命ダメージを食らって「休眠」したとき、0.2経験点を得ることができます。
・ゲームセッションの最後に、0.2経験点を得ることができます。
・吸血鬼が人間性チェックを振るハメになると、0.2経験点を得ることができます。

上記の通り、危難にさらされると経験点が入るデザインになっています。
ミッションとしては失敗でも、経験点は多く手に入った、という場合も起こり得ます。
ヴァンパイアはやらかしてしまうTRPGなのです。

経験点の使用

経験点を消費することで、能力値や技能、訓え、長所などを取得することができます。

能力値は4経験点、技能は2経験点、訓えは3or4経験点、長所は1経験点。です。

1セッションに1経験点に達するかどうかといったところです。
訓えについては教師が必要な場合があります。
長所についてはセッション内外での行動や設定の調整が必要です。例えば、経験点がいくらあったとしても、相応の実績がなければ地位レベルを上げることはできません。

何らかの理由によって長所が失われる場合があります。例えば、なにかヘマをして地位レベルを失うこともあり得ます。その場合、経験点は帰ってきます。失敗や逆境は経験なのです。

願望

願望は経験点を得るための大きなエンジンです。これは吸血鬼の願望でもいいし、プレイヤーの願望でも良いです。
願望は大きな挑戦やリスクをはらんでいたり、他のPCを巻き込む、関わるようなものが推奨されています。
達成してしまったり、興味をなくした願望は、セッション間で変更も可能です。