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吸血のルール取り扱い


ヴァンパイア:ザ・レクイエムを専門用語を使わずに説明するこころみです。それではさっそく見ていきましょう。

吸血鬼の中の血液点

吸血鬼は最大10点の血を体の中に貯めておくことができます。
日没時に目を覚ますのに1点使います。身体ブーストしたり、ダメージを回復したり、能力のコストとしても消費します。血が無くなったら目を覚ますことができなくなり、ずっと眠ったままになります。
4点以下になると空腹状態になり、2点以下になると飢餓状態になります。犠牲者を吸い殺す可能性がでてきます。
吸血鬼の体内の血は呪いで汚染されており、飲んだら永続魅了されたり中毒になったりします。
ダメージを受けても出血しません。体の中に血はありますが、心臓は動いていないのです。

人間の中の血液

普通の人間は7点のヒットポイントを持っており、残り3点になると負傷ペナルティが発生しはじめ、0点になると死にます。ヒットポイントは2日に1点回復します。
吸血シーンの状況によって、犠牲者は「貧血」「恍惚」「傷跡」などのバステを得ます。

その実践

吸血に持ち込むには様々な方法があります。
・犠牲者が吸血鬼にまったく無警戒の場合。
・犠牲者と吸血鬼がそこまで親密ではなく、最低限の警戒を有している場合。
・犠牲者と吸血鬼が敵対的で、なんなら戦闘状態である場合。
などです。
無警戒の場合は宣言だけでちゅーちゅー可能です。
警戒している場合は何らかの技能判定が必要だったりします。隠密で忍び寄ってみたり、暗示で動きを止めたりです。
戦闘中は格闘攻撃のオプションである「噛みつき」で吸えます。戦闘でなくても、危険を感じて逃げようとする犠牲者を取り押さえてちゅーちゅーするには格闘技能が必要です。
 
いずれの場合でも犠牲者は圧倒的な快感に襲われて無力化します。敵対的状況の場合、犠牲者は快感に抗う判定ができますが、抗っても吸血鬼を引きはがすことは難しく、いずれは快感に屈してしまいます。
(つまり、人間が吸血鬼と1対1で戦うことはとても危険です)
吸血鬼は1戦闘ターンに1点吸えます。
 
犠牲者は前後の意識が混濁し、吸血されたことを覚えていません。噛みつく前に牙を見たとしても覚えていません。吸血鬼に会ったことと、何か気持ちのいい体験をして、身体がだるくなったことは覚えています。噛み跡は舐めるだけで塞がります。繰り返し吸血を受けている人間は、吸血の快楽の中毒になることがあります。中毒になった犠牲者は自分から吸血鬼を探すようになります。つきまといが発生するかもしれません。さらに、中毒者を心配する家族や友人がいるかもしれません。
 
ちゅーちゅー行為は吸血鬼側にとっても闇の人生最高の快楽で、その間は無防備になります。うじうじ悩んでいる吸血鬼も、吸血している間は吸血鬼になれて良かったと思ってしまうほどです。吸血中は周囲の状況がわからなくなり、防御行動もできません。
 
空腹状態や飢餓状態でちゅーちゅーするとバーサークの可能性があります。バーサークすると突然頭の中が真っ白になって、気が付いたら血まみれ失血死体が目の前にあって、自分の衣服も血まみれになっています。でも口に残る血が美味しいです。どうしようこの死体放置しておくか・・・それとも処分するか・・・! そこにいるのはだれだ!

縄張り

有力な吸血鬼はそれぞれテリトリーを主張しており、自分のテリトリー内で他吸血鬼が狩りをすることを望んでいません。まかりまちがって自分のテリトリー内で不審な失血死事件なんかが起こったら激怒します。新人吸血鬼は狩りを認めてもらうために有力者のおつかいをしたりします。