捨て駒戦術とは「罫線バリア」である。艦隊編成の要素のひとつであり、ダメージコントロールの手法である。
概要
自分にとっては、アホみたいに林立されているガウスやプラズマから主力艦を守るために使用している。敵にプラズマがいるとなればノーダメージ突破は実質不可能なのだ。
戦闘ではすべての艦/防衛はランダムに攻撃目標を選定する。主力艦の数十倍の捨て駒を引き連れて攻撃することで、数の上で多い捨て駒が攻撃目標として選ばれ、主力艦（及び輸送機）は守られるのだ。
捨て駒は相手に大火力の艦/防衛がいる場合は必須と言える。「主力艦：捨て駒」の割合は少なくとも十倍以上が望ましい。
軽戦闘機
最も優れた捨て駒であり罫線の存在意義。コストが低く数を揃えやすい。捨て駒に求められるものは数であるのだ。そして数を揃えればロケラン・ライレを排除する為にも役立つ。大型戦艦の連射を止めることも重要な役割。燃焼ドライブであり速度に限界がある。
重戦闘機
コストが軽戦闘機の３倍近くするため、被害低減としての役割は劣る。しかしながら「捨て駒同士の戦い」を有利に運ぶことができる。敵の捨て駒を排除することでこちらの捨て駒の保護し、全体の損失を抑えることに繋がる。
小型輸送機
基本的に守られる側だが、軽戦闘機と同じ4000資源で建造できるため、巡洋艦の連射を止めるためなどに使用されることがある。損した気分になるので自分はそんなことはしないけど…。
偵察機
全ての防衛は連射能力を持たない。そのため目標惑星に艦隊がいなければ、偵察機も捨て駒の役目を果たすことができる。偵察機はこまめに「探索」を行うと増えていくので、ある程度溜まってきたら使って見るのも良いだろう。艦隊スピードも落ちないしクリスタルデブリとして回収も可能となる。
訳語について
- fodderとは「飼料」、「家畜の餌」という意味。
- cannon fodderで「砲弾の餌食」、「(戦争での消耗品と考えられる)兵士たち」という意味となる。
- 後者の意味合いと思われるが、「捨て駒」とは名訳だと思う。
