ワンキルとは、laurierが考える襲撃側の思考である。
戦闘では攻防双方が同時に攻撃発射を行う。敵火力がある程度以上の規模である場合、攻撃側の被害は避けられない。
しかし被害を抑える方法ならばちゃんとある。ワンキルとは戦闘を１ターンで終わらせることで２ターン目以降の敵の攻撃を封じる。という理論である。
これは１ターンで敵戦力をすべて破壊できるだけの火力を擁して攻撃することで達成される。プラズマに１射しか撃たせない勝利と、６射撃たせた末の勝利では損害は大きく異なる。２ターン目にもつれ込んでも、敵戦力がほぼ壊滅しているのであれば理論は達成している。１ターン目に破壊された防衛は、２ターン目以降は発射できないからだ。
多くの場合、戦闘で最後に残るのは捨て駒ユニットではなく、ガウス・プラズマ・シールドドームだ。
そして２ターン目に捨て駒が残っていると、３ターン目にもつれ込むことが多い。
１ターンキルが難しい場合はきっちり２ターンキルを目指す。そのためには１ターン目で捨て駒排除を完了しなければならない。
ユニットはアーマーの３０％以上のダメージを負うと破壊判定が発生するが、この判定はターン終了時に１度発生するだけなので、ワンキル理論では使えない。１ターン確殺、アーマーの１００％のダメージを与えなければならない。結果、敵戦力の５倍以上の規模が必要となる場合もままある。攻勢五倍の法則である。
