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maje2011世界観概略/用語集

今回の舞台はマティエ・アルツェールという大陸であり、中央よりは魔族の影響が少なく、独自の歴史を歩んできた。
それでも魔族、魔法、魔物は存在し、無視できない。
当面の舞台は大陸南部のラウプホルツ地方。この地域は数十の諸侯が握手しながら足の踏み合いを行っており、典型的な封建制社会を行ってきた。
しかし近年、北方のアクーノ帝国が勢力を伸ばし、ラウプホルツの諸侯たちはいくつかの戦いと同数の敗北によって大半が属州になっている。
アクーノ帝国は中央の有力諸侯と魔族教団の集合体で、皇帝や諸侯たちこそ人間なのだが、魔族の影響がかなり強く、帝国軍には魔物を使役するものも多い。
プレイヤーキャラクターは帝国の勢力下にあるラウプホルツで、様々な陰謀や危険にさらされることになる。
帝国からやってきた総督と帝国騎士たち。彼らは属州の秩序ある統治を望んでいる。そのため、魔族教団の活動を苦々しく思っている。
帝国からきた魔族教団たち。彼らは本国では許されていない人狩りや魔術儀式を、属州で思う存分に行おうとする。
土着の諸侯達には親帝国のものもいれば、帝国に対抗しようとするものもいる。また彼らの対抗心は帝国よりも隣の諸侯に向かいがちで、協調性は低い。だからこそ帝国に敗北したわけだが・・・。
またそれ以外にもプリスフォーリア教団(公認され、堂々と活動しているのはここだけだ)や、魔術師ギルド、盗賊ギルド、豪商達が陰謀を張り巡らせている。
人里から離れればアンデッドやモンスターがうろついており、治安が悪いところでは匪賊が跳梁跋扈している。


夢のヴァレフォール

世界の名前。魔法やモンスターが跳梁跋扈する世界。別名魔界という。

魔界人

この世界における人間のこと。もちろん彼ら自身はごく普通の人間であると思っている。が、魔法を使える時点で彼らは地上の人間ではありえない。魔法への親和性が高い代わりに科学技術的思考に劣る。
魔界人を地上の人間と見分けることは困難だが、魔法の影響かアルビノオッドアイなどの異様な色合いの髪や瞳の色を持つものも多い。

魔族

強大な力を持つ魔のモノであり、人間の天敵である。夢魔リリス、魔人、魔器、竜、触手、吸血鬼、病魔、死霊、海魔などが存在する。力の格によってポーン、ナイト、ルーク、ビショップの位階を持つ。
マティエ・アルツェールの魔族は他地域に比べ数は少ないが、個々の力は強めになっている。

魔奴隷(スレイブ)

魔族の血はそれを飲んだ者の精神に猛威を振るい、魅了する。魔族の血を数度飲むことにより、人間は血を提供した魔族の奴隷となる。また定期的に血の供給を受けた人間は老化が停止し、精神も肉体も徐々に歪んだ形に変貌する。魔奴隷と魔術師を分ける厳密な境界は存在しない。

マティエ・アルツェール

大陸名。中央大陸の悪魔諸侯達の権勢もここまでは及ばず、独自の歴史を築いている。
中央帝国の他、東西南北に地域が存在する。大陸の周囲には諸島がある。
魔界の一部であり、魔法やモンスターが跳梁することはかわらない。

魔法文明

諸侯や裕福な人間であれば、魔方式照明器具、魔方式湯沸かし、魔方式冷蔵庫などを持ち、その恩恵を受けることができる。通信や移動に関する魔法は発達していない。
銃器は発達しておらず、科学技術は十五世紀以前の段階に留まっている。

アクーノ帝国

大陸の大部分を支配する帝国で、有力諸侯と魔族教団の歪な集合体である。
皇帝は人間だが、帝国の統治の背後には魔族の存在が見え隠れする。

ラウプホルツ

大陸南部の地域。ラウプホルツ公を盟主とする諸侯連合が存在したが、現在は帝国に恭順している。
物語の当面の舞台である。

諸侯

封建制社会のラウプホルツの支配階級。いわゆる貴族や領主である。諸侯はそれぞれ版図を持っており、自らの版図の中では王のような振る舞いをする。そして版図の安堵のため有力諸侯や帝国と主従の盟約を結んでいる。

都市ラウプホルツ

同地域最大の城塞都市で、中心都市。二重の外壁を持つ。帝国からの総督が統治し、また多くの諸侯がここに住居を構える(彼らは自分の版図に代官を置き、税を送らせている)。

アルベルト団

帝国の圧政に抵抗する組織。アルベルト王子なるリーダーによって束ねられ、帝国騎士も手を焼いている。

プリスフォーリア教団

大地の天使プリスフォーリアを崇め、世界に慈愛を広めようとする教団。マティエ・アルツェール全土にその信徒をもち、最大の魔術教団でもある。しかしながら、魔界における天使はプリスフォーリアを含めてほぼ全員が堕天使となっており、被虐の快楽に溺れている。そのため教団の政治的発言力は低い。堕天使を"保護"し、その血を絞りとってプリーストを作っている。

暗黒教団員(ダークマージ/ダークプリースト)

魔族を崇拝し、生贄や乱交などの反社会的行為を行うものたち。帝国であっても彼らは日陰の存在である。しかしながら、ラウプホルツなどの植民地にあっては自由に人狩りを行うことができ、被征服民にとっては恐怖の存在である。多くの暗黒教団員は復讐を避けるためにフードで顔を隠している。崇拝する魔族によって行動や教義、得意とする魔法が異なる。

人狩り

子供狩り、美女狩りとも言われる。つまりは拉致である。生贄や人体実験、奴隷化に使われる。当然植民地であっても違法行為ではあるが、暗黒教団の行動を掣肘することは帝国人であっても難しく、植民地人は恐怖に震えている。

騎士(ナイト)

鉄の武具と軍馬を揃えた騎兵である。装備を揃える経済力を持ち、かつ武勲によってその地位を上げようとする小領主階級がその多くを占める。

帝国騎士(インペリアルナイト)

中央帝国から派遣された諸侯たち。その殆どが騎士の称号を持つため帝国騎士と呼ばれる。非戦闘員を含めて帝国人とも。植民地たるラウプホルツを統治するために存在し、抵抗者を容赦なく叩き潰す。同時に、彼らは誇り高き騎士であり、魔族教団の行動を苦々しく思っている。

魔術師(マージ)

魔族の血を飲み、魔力の門を体内に宿して、魔法を行使できる人間。
一般的には魔術師ギルドの構成員を指す。

聖職者(プリースト)

プリスフォーリア教団の魔術構成員を、マージとは別にプリーストと呼称する。
彼らの多くは堕天使の血を飲み、魔界では珍しい地上魔法を行使する。

傭兵(マーシナリー)

荒事の需要の多いラウプホルツでは彼ら傭兵やそれらを束ねる傭兵団も多く存在する。戦争となれば通常は傭兵団単位で雇用される。彼らの多くは仕事がなければ即山賊団に転職するため、その地位は低い。

夢使い(ドリームマンサー)

マージの中でも夢魔の盟約者をこう呼ぶ。吟遊詩人などの芸術関連に従事するものが多い。またアヘンの売人でもある。

リリス

淫魔を崇拝する美女、美少女たちの教団であり、宮廷に侍る高級娼婦たち。
彼女たちは全員が魔奴隷であり、強力な魅惑の魔力を持って快楽の宴を主宰する。

触手使い

触手を崇拝する魔族信徒。触手は男を喰らい女を犯すおぞましき魔物であり、恐るべき生命力と再生力を持つため殺すことは困難を極める。
触手使いの多くは自らの体内に触手を寄生させており、半ば融合しているケースもある。

魔剣士

魔剣に取り込まれ人鞘となった者。他の暗黒教徒の護衛についていることが多い。犠牲者の血とより有能な人鞘を求める殺戮者である。魔剣の類似の存在として魔本や魔杖も存在する。