騎士
諸侯と盟約を結んでいる小領主である。鉄の武具と軍馬による訓練を受けた騎兵であり、版図に現れる魔物を討伐したり、諸侯の要請によって荒事に向かう。実際に危険な任務をこなすのは次男や三男であることが多い。従者を持つ。
諸侯
没落したか、貧しい諸侯である。マティエ・アルツェールでは相続による版図分割は流行っていないため、相続に漏れた貴族が冒険に出ることがある。
魔術師
魔術師ギルドに加入した正規の魔術師（マージ）である。徒弟関係を築く。魔術の研究には莫大な資金が必要であり、諸侯や商人に雇われ、魔術を提供することも多々ある。所属する門によって派閥が存在し、学問と夢魔、竜族と破壊の門が主流。
聖職者
太陽教団に所属する聖職者（プリースト）である。マティエ・アルツェールには神は顕現しておらず、魔族が活動し、また天使も軒並み堕天使となっている為、世俗の諸侯に比べて政治力は低い。しかしながら聖職者の扱う魔法は有用であり、信者もあらゆる社会階層に存在している。
魔族信徒
魔族を崇めるものども。いかに魔族の勢力が強い世界とはいえ本来は日陰の存在である。ほにゃらら帝国では大きな勢力を持ち、表だって活動している。崇める魔族によって全く別の性質を持つ。多くの信徒は堕落の魔法によって精神が変容しており、人狩りや生贄、殺人に禁忌を抱かない。
