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V.C.21 12月 カイバーオーシャン圏動向

アレイスター、ソーサレス級空母を試験運用


プリムローズ条約での最初の共同開発プロジェクト、ソーサレス級空母の評価試験艦が完成し、試験運用が始まっている。艦載機については未だ正式決定しておらず、浮いているだけの状態。発艦着艦のテストを繰り返し、徐々に研究を進めていく予定。
またプランク、アヴェンシスとも空母建造についてはソーサレス級を運用する事に決定している。

コーヒー・紅茶戦争勃発か?

コーヒー豆やOmena OS Kissaの売り込みに対し難色を示し続けているプランクと、アレイスターとの間で協議が難航している。
プランクのアンゼロット首相は検問簡略化についてコカイン摘発量の推移をパネルを用意して"解説"。アレイスター代表団が黙り込む一幕も。
バルデラマ評議員は「検問はともかく、コーヒーについてはエンスランド・アヴェンシス並の比率を購入するよう、"数値目標"を求めたい」と発言しており、同国の紅茶市場からの反発を呼びそうだ。

在アレイスターのパロン教司祭、女性スキャンダル発覚で自殺


パロンシュレイヒ教のアレイスター教区のバルバネス司祭を巡って、聖職者としては致命的な女性スキャンダルが表面化し、また今朝、バルバネス司祭が首を吊っているところが発見され、騒ぎになっている。
シェイフィナリア教皇領からの声明などは出ていない。
大手週刊誌ラティウスジャーナルによれば、バルバネス司祭は少なくとも6人の少女と関係を持ち、また麻薬パーティにも複数回参加していたという。
麻薬パーティでの生々しい動画や写真がインターネット網に流出しており、治安当局から出頭を命じられていたとのこと。
「あの高潔なバルバネス司祭がこのような事になるとは信じられない。誤報ではないのか」
「相手はリリス(娼婦)だろ? 一体何が悪いんだい?」
「もうナルヴェも誰も信じられません。信じられるものはPhelだけです」
など、市民の反応は様々だ。ロスト・アルテミスの影響か、アレイスターでは年々信徒数が減少傾向にある。宗教に代わるモラル装置が確立されておらず、それが汚職や麻薬犯罪の遠因になっているという指摘もある。

バロッソ評議員、エンスランド緑の党の活動を高く評価


「ロスト・アルテミス」やそれによる二次災害は軍拡や戦争と言った人間の「身勝手さ」から起こったものだとして軍縮を訴え、植林活動を推進しているエンスランドの緑の党
この党が平和世界の実現を目指し、同国国内で"ピースエリア運動"を開始した。
ピースエリア運動とは「(平時から)戦争不参加の意思を表明し…、そのために地域の非軍事化に努め…、戦争の危機が迫った場合には自治体が無防備地域を宣言して戦争から離脱し、あくまで地域住民の生命財産を戦果から守る運動」。
同党は地方自治体の議会などに働きかけ、積極的に無防備地域宣言を促している模様。諸島評議会のバロッソ評議員はこの運動に感銘を受け、「カイバーオーシャンやヴァレフォールで進んでいる無益な軍拡や疑心暗鬼を解消する画期的な運動だ。是非支援したい」とコメントした。

マールブランシェ条約を締結


諸島評議会は同一民族国家のアヴェンシス共和国との関係強化の為、独立保証条約であるマールブランシェ条約の締結を発表した。
提案そのものは以前から持ち上がっていたが、クロエ・マールブランシェ嬢の一連の事件、ニュースから国内の親アヴェンシス感情が活発化、彼女の名前を取って締結に至ったようだ。

シェイフィナリア教皇領、混乱沈静化


20年政変委員会のクーデターから約2年。混乱と対立を経て、ディルタニア連邦の支援を受けた政務卿隷下の特殊部隊「皇立国教騎士団」がワーデル宮からベルニシェス6世を救出した。これによりほぼ鎖国状態と思われていたシェイフィナリア教皇領も安定を取り戻すと見られている。
また、シェイフィナリアはカイバーオーシャン圏で唯一ディルタニア連邦がその足がかりを築いている地域でもあり、今後のヤード連邦とカイバー圏との関わりも気になるところである。