クロエ・マールブランシュさん解放
諸島評議会治安当局の発表によると、統一ワークス解放戦線の一派に誘拐されていたアヴェンシス共和国の政府高官子女クロエ・マールブランシュさんが、昨夜無事解放されたと伝えた。
軍情報部と警察が緊密に連携して人質の解放にこぎつけたという。
治安当局は武装グループの正体など詳細については触れていない。また諸島評議会が身代金を支払ったかどうかについても伝えていない。
クロエさんは外傷などは無かったものの、コカインの陽性反応が検出された為、アヴェンシス本国に帰国し治療を受ける予定。
記者会見などは開かれなかったが、「命の危険は感じませんでした」「父が許せばまたアレイスターに来ます」とのクロエさんからのコメントが伝えられている。
神州人民共和国よりパンダ来訪
諸島評議会によると、神州との国交樹立の記念として、パンダのつがい（雄：藍藍 雌：天天）が贈られると発表した。元々絶滅危惧種として指定されていたがパンダだが、ロストアルテミス後はさらに数を減らしており、観光スポットの有力な客寄せになるものと期待されている。
ただ、レンタル料として1000億Phelを支払うことになっており、国庫の無駄使いだと反発する声もある。
クラトニア暴動。燃料タンクが破壊。
クラトニアの工業都市グランバレルにて暴動が発生し、複数の燃料タンク施設が破壊されたとの情報が入った。破壊されたタンクの一つは液化燃料が引火し、大規模な火災が発生した模様。暴動の詳しい原因は不明だが、損害額は概算15000億Phel以上に達する見込み。
親クラトニアで知られるエンリケ・バロッソ評議員は「驚いた。クラトニア石油の幹部とこれからの燃料市場の展望について語り合っていた直後の事だ」と嘆じ、暴動を非難した。
