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V.C.22 12月 ラティウス島評議員選挙。"リリスの恩寵"法案。

フロッゲ・バルデラマ評議員再選


V.C22年のラティウス島評議員選挙は、大規模改革を掲げて「アレイスター革新党」を結成し、その動向が注目されていたベルモント・レイェス氏と十二年の統治実績を誇るフロッゲ・バルデラマ氏との一騎打ちの様相を呈したが、44万票差でバルデラマ氏の再選が決定した。
勝敗を決めたのはカイバーオーシャン捕鯨禁止条約の成立と、メディアを使った、レイェス陣営への徹底したネガティブ・キャンペーンによるものとされる。
また、ヴェロニカ・バーンロード女史がバルデラマ氏への支持表明を行ったことも大きく、多数の女性票が流れたと言われている。
なお同時にラティウス市議会選挙も行われ、こちらでも革新党とバルデラマ派(その半数が世襲議員)との激しい議席争いが勃発。バルデラマ派が辛うじて単独過半数を制した。

コカイン合法化? 関係者に衝撃


アレイスター最大の歓楽街を擁するヴェイル市で、少量の麻薬の個人使用を認める新しい法案が成立する可能性が高まり、麻薬対策に手を焼いている治安当局者にショックを与えている。
カイバーオーシャン圏ではアレイスターより流出しているコカイン禍が以前から深刻な問題となっており、そのアレイスターが少量であれ、麻薬解禁の方向に動き出すことへの警戒心は強い。
プランク民主国のアンゼロット首相、エンスランドのネルソン大統領らは早速、「愚かな考えだ」などと、批判の声を挙げている。

"リリスの恩寵"法案。審議通過は確実か


ヴェイル市代表のエリエセル・ガイタン評議員によると、麻薬犯罪が多発しているヴェイル市では、これまで少量の麻薬保持で摘発された中毒患者らが拘束されても、警官に賄賂を払って釈放されるケースなどが目立ち、法律の落とし穴が指摘されていた。新法はこうした現行法の欠陥を修正するのが狙い。
また、警察の力を麻薬の「消費者」でなく、麻薬を販売する組織や業者などの「供給者」の摘発に重点的に振り向けるのも可能になる。
ただ、少量とはいえ麻薬の解禁を行うことは、世界各地からコカイン目当ての観光客を呼び、麻薬の拡散に繋がりかねない。

フィーリア連邦共和国と国交樹立


諸島評議会はフェイルディラシアの新興国家、フィーリア連邦共和国と国交の成立を発表した。これはOmena社の働きかけによるもので、同社はフィーリア連邦内にOmena社の現地法人を設立。ノート型PCや新型携帯電話の売り込みを目指すとのこと。