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V.C.21 6月 リルバーン、帝国と共和国に分裂か

リルバーン、帝国と共和国に分裂か


ディルタニアに新たな対立要因が発生した。ディーノ帝の崩御を受けてフローラ帝が即位。リルバーン帝国新政府を発足させたが、時を同じくしてリューネット市を初めとするいくつかの都市で分離独立運動が発生、リルバーン共和国の成立が宣言された。
リルバーン共和国は成立間もなくしてディルタニア連邦諸国の国家承認を受けており、分離独立の際も何らかの支援を受けたものと推定される。帝国は共和国の独立を承認しておらず、対抗上共和国は今後ますますディルタニア連邦に接近するものと見られている。
諸島同盟はフリージア条約での権益防衛の為、いち早く新帝国政府を承認。ただ、新帝フローラ・クローリスは成人して間もない幼君であり、即位直後からその政治力が問われている。
「今回はユークトバニア継承問題の様には行かないでしょう」とは我が国の政治アナリスト・ベルモンド・レイェス。
「一連の事件は場当たり的な機会主義の産物ではなく、綿密で用意周到な計画を感じさせます。ディルタニア連邦軍がリルバーン共和国に防衛軍を置くようなことがあれば、軍事的緊張は更に高まるでしょう。常任理事国たる我が国にも無関係ではいられません」

ドレス専門店「エリアーデ」にて変死事件発生


先々月のモリヴァニア共和国の再建を受けて、アンウィンカ市のモリヴァニアドレス専門店「エリアーデ」が営業を再開し、デザイナーのリディア・エリアーデ女史も久しぶりに顧客の前に姿を現したのは記憶に新しい。
しかし昨夜未明、そのエリアーデに於いて凄惨な殺人事件が発生した。深夜のエリアーデのフロア内にて突如顧客同士が狂乱、奇声を上げながらの殺し合いに発展したという。通報を受け駆けつけた警察官が見たのは、折り重なる二十人以上の死体と、血の海に佇み放心していたリディア・エリアーデ女史のみだったという。
現場のただ一人の生存者であるエリアーデ女史だが、警察の事情聴取に対して現実と幻想の境界を認識出来ていない類の言動を繰り返し、行動にも尋常ならざる点が多々見受けられるという。
検査によるとエリアーデ女史は大分以前よりコカイン中毒であったことが判明しており、密取引のトラブルがらみではないかという声もある。

クラトニアのエース、ラティウス.F.Cに


クラトニアのプレミアリーグ所属のグランバレル・ロシリアの名ミッドフィルダー、クリストフォロ・マラッツォーリ選手が、この度我が国アライアンスリーグのラティウス.F.Cに移籍した。
初出場のゲームではその前評判から相手チームにマークされていたが、シュート2本を取る幸先の良いスタート。
ただ、試合後に女性ファンが大挙して押し寄せ、選手用バスターミナルは混乱。中には失神するファンもいたとのこと。