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パトリシア・リブート1:Blood Red + Ash Gray * Custom(後編)

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[メイン] ストーリーテラー : 冷凍フライドポテトが可食可能になるまで待機

[メイン] ストーリーテラー : おk。ヴァンパイア:ザ・レクイエムの時間。

[メイン] ストーリーテラー : 準備おk

[メイン] パトリシア : 10分ほど時間が欲しい

[メイン] ストーリーテラー : はい

[メイン] パトリシア : おまたせ

[メイン] ストーリーテラー : おか

[メイン] ストーリーテラー : 〜前回までのあらすじ〜
係争地で殺人事件が発生した。カルシアンが「インヴィクタスに攻撃された!!」と騒ぎ出すかもしれない。
幼童2名たちは調査して名を上げようとする。パパが関わっていそうだが、そうならそこで検討しよう。

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パトリシア・リブート1:Blood Red + Ash Gray * Custom

[メイン] ストーリーテラー : 点呼

[メイン] パトリシア : 1

[メイン] ストーリーテラー : ヴァンパイア:ザ・レクイエム「セカンド・ルネッサンス・リブート1」

[メイン] ストーリーテラー : 現在血潮点は1d10+餌レベル

[メイン] ストーリーテラー : 餌レベルはゼロ。1d10を振る。

[メイン] パトリシア : 1d10 DiceBot : (1D10) > 6

[メイン] ストーリーテラー : 血潮6/10。まずまず。

[メイン] system : [ パトリシア ] 血潮 : 10 → 6

[メイン] ストーリーテラー : パトリシアは気が付いた。

[メイン] ストーリーテラー : ここでいう「気が付いた」という表現は、何かを思いだしたとか、見つけたとかという意味ではない。
これまで意識の無い状態であったが、意識が戻ったという意味である。

[メイン] ストーリーテラー : パトリシアは今、薄暗い建物の中にいる。
コンクリートの床にうつぶせに横たわっている。
そこは地下駐車場のようで、コンクリートの階段が螺旋階段のように頭上に広がっている。その先には夜の空が見える。

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V:tMとV:tRの違い

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シリーズの差違

ヴァンパイア:ザ・レクイエムはもともと新ワールド・オブ・ダークネスnWoD)シリーズとして進められたが、マスカレードの復活によってクロニクル・オブ・ダークネス (CofD)シリーズとして改編された。両者はよく似ているが差別化の点がある。

世界設定の「成文化」vs「未定義」

マスカレードでは血族の創世神話を初めとしたキッチリとした設定が存在しており、それが人気の要因だった。
レクイエムでは神話や設定が曖昧であり、氏族や盟約がおのおの勝手な神話や歴史を唱えている。サプリメントにも「わざと矛盾していることを書いている。ストーリーテラーはどれを採用しても良い」などと設定自由度を高くするように作られている。

グローバルvsローカル

マスカレードでは世界を股にかけ、都市から都市に移動するような話も多くあった(そうだ)が、レクイエムでは初見の血族と遭遇すると低確率ながら狂乱の危機が発生する。これにより、都市の移動は忌避されるようになっている。

オールインワンvs基本セット+種族ブック

マスカレードでは、マスカレードの基本ブックが1冊あればプレイすることが可能だった。
レクイエムではます「ワールドオブダークネス」という基本セットを購入し、人間キャラクターを作成してから、「ヴァンパイア:ザ・レクイエム」を購入し、それを血族化する必要がある。つまり、プレイするには2冊必要ということである。

システムの差違

レクイエムには「世代」が存在しない

「血の強度」という数値がそれに相当するのだが、これは抱擁から50年経過するごとに1点上昇するというもの。
血の強度の高い血族が抱擁しても、その子は血の強度1からスタートする。
そして同族喰らいを犯さずとも、年齢とともに血の強度は成長していく(ただし、同族喰らいを犯すと成長速度は加速する)。

抱擁とグール化のコスト

抱擁すると意志力が永久に1点減る。失った意志力は経験点を消費して買い戻すしかない。
また、グールへの月に一度の血潮提供時には意志力を1点消費する。
これによりグールの数が制限される。

鏡面にぼけて映る

レクイエムの血族は全員、鏡や写真、ビデオカメラ、ガラスや水面などにぼやけて映り、個人識別ができない。
意志力を消費することでそのシーンだけ映ることができるが、時間が経つと写真や映像がぼやけ始める。

訓え

瞬速、不屈、怪力、獣心、隠惑、先覚、支配、尊厳、悪夢、変身という10の訓えと、
テーベ魔術、クルーワッハ、竜の螺旋という3系統の魔術が存在する。
マスカレードと比べて戦闘での有用性が低下している。瞬速は複数回行動できない。魔術は火を呼び出すことはできない。戦闘以外の方面で有用になっている。
ノスフェラトゥは≪悪夢≫という精神攻撃系の訓えを持っている。ノスフェラトゥを見た人間や血族が恐怖で逃げ出したり、身動きが取れなくなったりする。

氏族の差違

マスカレードには13の氏族が存在したが、レクイエムでは5つの氏族しか存在しない。
ギャンレル、ノスフェラトゥ、ヴェントルーの3氏族と、ディーヴァ(淫魔の氏族)、メケト(影の氏族)の2氏族。
ケイティフは存在しない(親不明という用語としては残っているが、ルール的には氏族を選択する)。

マスカレーダーが一番面食らうのはここである。人気のマルカヴィアンやトレメールは残念ながら存在しない。
マスカレードの血族をレクイエムにコンバートすることは諦めるしかない。
しかし、キャラクターバリエーションが減ったとは単純には言えない。

マスカレードでは氏族の結束がかなり強かったが、レクイエムでは氏族以上の政治的・文化的な繋がりとして「盟約」という存在がある。

カマリリヤに相当し、マスカレードを維持する貴族階級である「インヴィクタス」。
血族によるカトリック組織「ランケア・サンクタム」。
叛徒に相当し、現代の技術や政治思想を取り入れる民主派組織「カルシアン運動」。
サバトに相当する(ただしプレイアブルにするためにサバトより幾分大人しい)「老魔女の環」と「オルド・ドラクル」。

これらの盟約は必ずしも対立しているわけではない。ストーリーテラーが用意する都市ごとに政治情勢は異なる。
所属する盟約が異なるからといって、アンチトライブ(反氏族)とは呼称しない。
5氏族×5盟約=25種類の基本バリエーションがあるということになる。

神話の差違

マスカレードにはキリスト教神話(カインとかアンテデルヴィアンとか)を組み入れた血族神話が存在したが、レクイエムには存在しない。盟約ごとに異なる神話を提唱しており、真実は闇の中である。
ゲヘナの終末の予言も存在しない。
ウィーバーやワームも存在しないのでワーウルフとの関係も異なる(敵見即殺ではなく交渉可能)。

ルールブックの目次解説

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ヴァンパイア:ザ・レクイエムのルールブックは読みにくいので整理のために書いておく。

イントロダクション 12p

ワールド・オブ・ダークネスの世界観、ヴァンパイア、氏族、盟約など、もっとも基本的な用語について解説されている。
特に重要なのは「神話と真実」15p。これ以外はしばしば読み飛ばされるが、「テーマとムード」も良いことが書いてあるので読もう。

第一章:呪われし者の社会 20p

世界観的には、この第一章こそが最重要部分となる。

「抱擁」についてから始まり、「レクイエム」「死の舞踏(ダンスマカブル)」について解説が続く。
その後「五氏族の概要(ディーヴァ、ギャンレル、メケト、ノスフェラトゥ、ヴェントルー)」が紹介される。カマリリヤの語が散見されるが、ヴァンパイア:ザ・マスカレードのカマリリヤとは関係無い。

氏族の後には「コテリエ」の記述がある。

金ぴかの檻 27p

金ぴかの檻=都市のこと。ヴァンパイアと都市についての記載。
井戸の近くで:食餌の為に。
社会的支援:ヴァンパイアの力の半分は人間社会への影響力にある。
孤独:人間も少なくとも話し相手にはなる。
エリュシオン:都市にはエリュシオンがある。
寝床:都市に寝床を作ることは安全。

死者の版図 31p

ここから都市の政治システムの解説が始まる。
恐怖による統治。

政府の活動 34p

公子であっても、市長・警察署長・地方議会員を意のままに操ることは不可能。

肩書、階級、地位 37p

公子、家令、先駆、参議、古老、幹事、ハーピー、警吏、猟犬、エリュシオン管理人について。

再授封(さいじゅほう) 39p

任意版図、新しい版図について。

捕食者の穢れ 45p

ルール的な解説は179p。

甘やかなる罪 45p

血潮中毒のことを言っている。168pを読まないと意味不明。

血の絆 45p

公子や親に反抗的な奴や、ブラッドドールに血の契りすることが例示されている。ルール的な解説は170p。

盟約 51p

カルシアン運動、老魔女の環、インヴィクタス、ランケア・サンクタム、オルド・ドラクの五盟約詳細解説。
そして盟約せざるものと、ベリアルの同腹、VIIの解説がなされる。

正直言って盟約の解説は文体といい中身といい難し過ぎる。屈指の挫折ポイントである。慣れてから読め。

血族の神話 80p

盟約解説の次が突然神話である。吸血鬼の記憶力の限界や、各氏族の神話(あるいは歴史)についての解説される。

掟 83p

「三つの掟」「咎人狩りの解説。

レクイエムの重み 89p

器、餌、奴隷と主人(文脈から血の契りにおいての奴隷の扱いと思われる)、グールについて。
グールについては176pにも記述あり。

地域と縄張り(やせ地、セラー)、セキュリティ(この世界は危険が危ない)。

用語集 94p

第一章のラストは中二病的用語集。

第二章:キャラクター 98p

キャラクターの作成(データ・設定)についての解説。

長所 111p

寝床、餌、地位について

氏族 116p

ディーヴァ、ギャンレル、メケト、ノスフェラトゥ、ヴェントルーの順に詳細な氏族解説がなされる。
ディーヴァのドヤ顔を初め、イラストページなので目立つ。

訓え 126p

獣心、先覚、瞬速、支配、尊厳、悪夢、隠惑、変身、不屈、怪力の10訓えに加えて、クルーワッハ、テーベ魔術、竜の螺旋が記載されている。
あと修めがいくつかある。

第三章:特殊なルールとシステム 164p

血の特性 167p

目覚め:起きるのに血潮1点。
偽りの命:体温、飲食その他。
肉体増強:+2パンチ。
傷を癒やす:詳細は183p。
血潮中毒:正確には「血液中毒」。
同族喰らい:
血の絆:
血の縁:血の共鳴含む。
食餌:簡易食餌判定。
血の供給:
グール:

捕食者の穢れ 178p
掟 180p

鏡面歪曲、抱擁での意志力喪失、同族喰らいでの人間性喪失について記載。

ダメージ、負傷、治癒 181p

炎や陽光など。

休眠 186p
狂乱、祝宴、紅の恐怖 189p

狂乱、飢餓狂乱、恐怖狂乱。

人間性 192p
精神錯乱 198p
ゴルゴンダ 205p

第四章:ストーリーテリングと敵対者 208p

プレイヤーは読む必要ない。設定やシナリオの作り方について32ページにもわたって記載されている。

敵のデザインと利用 240p

NPCのデータなど。

経験 246p

成長ルール。247pに教師について言及がある。248pでは訓えの取得そのものが物語に成り得るとある。
意志力8点と書いてあるが、堅忍+冷静より高くできない。

付録1:血脈

付録2:ニューオリンズ

まとめ

読みにくい原因の一つは、同じファクターで1章と3章に分散記載されていることである。
1章は社会的側面から、3章は肉体的側面から同じ説明をしている。
ルールブックの文体口調がやさしくない。
Google翻訳の中の人丁寧な口調だなーって思ってしまう。

ボンドオブブラッド:第七話・後編

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[メイン] ストーリーテラー : でたとこ勝負の最終回はーじまーるよー

[メイン] ストーリーテラー : 点呼

[メイン] フローリン : 1

[メイン] バルタザール : 2

[メイン] ストーリーテラー : 【日時】2020年10月18日(日曜日)20時
【場所】キャナルストリート/ジャアニビルディング

[メイン] ストーリーテラー : バルタザールのターンである。
ジャアニビルディングの地下駐車場までやってきたのだ。
メアリはエリーゼの部屋への立ち入りは禁止されている。主人がああいう状態であるので、拘束などはされていないが、常に連絡の取れるように指示されているらしい。
メアリを連れていく?

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ボンドオブブラッド:第七話・前編

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[メイン] ストーリーテラー : ふう

[メイン] ストーリーテラー : ポテトサラダも食ったしコヒーも入れた。

[メイン] ストーリーテラー : 点呼

[メイン] バルタザール : 1

[メイン] フローリン : 2

[メイン] ストーリーテラー : 【日時】2020年10月18日(日曜日)05時
前回直後からのスタートである。

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