veirosが何か言いたげにこちらを見ている

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パトリシア・リブート1:Blood Red + Ash Gray * Custom(後編)

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[メイン] ストーリーテラー : 冷凍フライドポテトが可食可能になるまで待機

[メイン] ストーリーテラー : おk。ヴァンパイア:ザ・レクイエムの時間。

[メイン] ストーリーテラー : 準備おk

[メイン] パトリシア : 10分ほど時間が欲しい

[メイン] ストーリーテラー : はい

[メイン] パトリシア : おまたせ

[メイン] ストーリーテラー : おか

[メイン] ストーリーテラー : 〜前回までのあらすじ〜
係争地で殺人事件が発生した。カルシアンが「インヴィクタスに攻撃された!!」と騒ぎ出すかもしれない。
幼童2名たちは調査して名を上げようとする。パパが関わっていそうだが、そうならそこで検討しよう。
[メイン] リリィベル : 「それで、どこから手を付けようかしら…」

[メイン] パトリシア : 帳簿とかは持ってきてることにしていい?

[メイン] ストーリーテラー : よい。車に積んであってアリアルが待機とかにするか。

[メイン] パトリシア : はい

[メイン] パトリシア : 「その前に見てほしいものがあります」

[メイン] パトリシア : アリアルを呼んで持ってこさせる

[メイン] リリィベル : 「?」

[メイン] アリアル : (大きなバッグを抱えてやってくる)

[メイン] アリアル : 「パトリシアさま。こちらでございます」

[メイン] パトリシア : 「ありがとう」

[メイン] パトリシア : リリィベルに帳簿を見せる

[メイン] アリアル : アリアルは部屋外で見張りする。

[メイン] リリィベル : 「これは何?」
ぱらぱら見る。

[メイン] リリィベル : 「誰かの家計簿? アーヴィングの名前もあるわね…」

[メイン] パトリシア : 「亡くなったレナの帳簿です」

[メイン] リリィベル : 「え…? なんでパティがそれを…?」(困惑)

[メイン] パトリシア : 「レナのことを調べていたら見つけました」

[メイン] リリィベル : 「なんでレナを? 公子かソフィーヤか…マイルドの命令?」

[メイン] パトリシア : 「急にカルシアンから尾行されたら理由を知りたくなるでしょう?」

[メイン] リリィベル : 「ああ、なるほどね…」

[メイン] リリィベル : 「レナってば会社員の家に転がり込んで生活しつつ、アーヴィングと取引してたのね。毎月現金を貰っていたようだけど、今月はなし…。一昨日はレナはアーヴィングの屋敷に来ていたのにね」

[メイン] リリィベル : 「…どんな関係だったのかしら?」

[メイン] パトリシア : 「カルシアンの内部情報を売っていたようです」

[メイン] リリィベル : 「そうなんだ。なるほど、レナ=アーヴィング=公子ってことかしらね?」

[メイン] パトリシア : 「確かにその可能性は高そうです」

[メイン] リリィベル : 「でもレナは死んだ。アーヴィングとの間にトラブルがあったのね」

[メイン] パトリシア : 「おそらくは。アーヴィング卿のグールがあわただしく活動していたのも始末するためだと思います」

[メイン] リリィベル : 「そうね…」(考え込む)
「明日のエリュシオンでカルシアンはレナの殺人事件について公開すると思うわ。どうしようかしらね…」

[メイン] リリィベル : 「カルシアンがどこまでアーヴィングに迫っているかはわからないけど」

[メイン] リリィベル : 安心して密談できるよう場所を変えよう。

[メイン] ストーリーテラー : リリィベルzルームまで移動したことにするにゃん。

[メイン] パトリシア : はい

[メイン] リリィベル : 「どうしようかしら。アーヴィングにもアンネリーゼにもアポは取れるけど」

[メイン] パトリシア : 「リリィの意見を聞かせて」

[メイン] リリィベル : 「一番素直なのは『犯人はアーヴィングです! 二人の間に密取引とトラブルがありました。証拠はこれ。証言もします! 事件を解決しました!』かしら。宮廷内での名声は上がるでしょうね」

[メイン] リリィベル : 「変化球は…うーん。カルシアンにレナやアーヴィングの情報を売って、あとは知らんぷりかしら? リリィ、カルシアン嫌いだからやりたくないけど」

[メイン] パトリシア : 「カルシアンに情報を売ったら、戦争を始めるそうですよ。犯人を闇討ちすると燃えているらしいですから」

[メイン] リリィベル : 「あの調子じゃねえ…」

[メイン] リリィベル : 「じゃあアーヴィングに協力する? レナの帳簿をアーヴィングに売れば、アーヴィングはそれを利用してレナはいろんなところでトラブルを抱えていた〜とか宮廷で吹聴して容疑者を増やしてうやむやにするかも」

[メイン] リリィベル : 「アーヴィングの後ろの垂れ幕には公子がいるし…」

[メイン] パトリシア : 「それはやめておきましょう。情報を持ってきた私たちも容疑者にされそうです」

[メイン] リリィベル : 「そうね…」

[メイン] パトリシア : 「そうなると、すべてを証言するのがいいのかもしれません」

[メイン] リリィベル : 「パティの言うとおりだわ。そうしましょう」

[メイン] ストーリーテラー : 明日のエリュシオンまで進む?

[メイン] パトリシア : ちょっとまって

[メイン] パトリシア : 「できればでいいのですが、リリィにはアーヴィング卿が遺体を処分した証拠を探してほしいです。今のままだと状況証拠しかないですから」

[メイン] リリィベル : 「ええ。まかせて。グールに暴露して吐かせましょう」

[メイン] パトリシア : 「お願いします」

[メイン] ストーリーテラー : ということで次の日になる。

[メイン] ストーリーテラー : 画像探しでちょっとまって

[メイン] ストーリーテラー : 次の日。定例の御前会議の夜になった。

[メイン] ストーリーテラー : 公子の参議たちも出席する…。

[メイン] ベネディクト公子 : 「今宵も諸卿らを我が宮廷に迎えることができて重畳に思う。楽に寛ぎなさい」

[メイン] アンネリーゼ長官 : 「恐れながら公子。カルシアンの代表としてこの御前会議に出席の皆様がたの耳に入れておきたいことがあります」

[メイン] ベネディクト公子 : 「ふむアンネリーゼか……。よろしい、発言を許す」

[メイン] アンネリーゼ長官 : 「12月X日午前4時頃、アートバング第七地区の地下駐車場にて、カルシアンのレナ・シュリンが何者かに襲撃され、真の死に至りました」

[メイン] ストーリーテラー : (ざわ・・・ざわ・・・)

[メイン] ベネディクト公子 : 「続けなさい」

[メイン] アンネリーゼ長官 : 「現場は我が盟約の捜査により判明しましたが、遺体は何者かに廃棄されておりました。調査によると、大型トラックに乗ってやってきた複数人の人間が、その地下駐車場の一角を封鎖し、清掃処理を行っていたと、目撃者を得ております」

[メイン] アンネリーゼ長官 : 「調査はいまだ継続中ですが…。インヴィクタスの血族によるものと考えられます。言うまでもありませんが、アートバング第七地区は歴史的にも固有の版図です。インヴィクタスは我らの盟約版図内を継続的に侵入し、密猟を繰り返している実態があります」

[メイン] アンネリーゼ長官 : 「公子および皆々様には調査の協力と、アートバング第七地区のカルシアン領の確認を求めたく存じます」

[メイン] リリィベル : (…裏は取れたわ。アンネリーゼの言うとおり清掃員を装って侵入して、遺体と血痕を掃除して帰ったって。遺体はどこかの焼却炉)

[メイン] パトリシア : (さすがはリリィ。頼りになります)

[メイン] ストーリーテラー : (ざわざわ・・・)
 (ひそひそ・・・)

[メイン] ベネディクト公子 : 「アートバング第七地区の帰属については現時点では明言を避けるが、レナ・シュリンについては覚えておる。二十年前に謁見しただけであるがな。繊細な政治的地域での殺人とは由々しきことである。早期の解決が必要であろう。誰か、この事件について見解のあるものはおらぬか?」

[メイン] パトリシア : 「ベネディクト公子、発言してもよろしいでしょうか?」

[メイン] ストーリーテラー : (ざわざわ・・・)
 (え、誰・・・?)
  (ソフィーヤ参議の・・・)

[メイン] ソフィーヤ参議 : (・・・・・・)

[メイン] ベネディクト公子 : (ちらりとソフィーヤ参議を見る)
「パトリシア・オリヴィエ。アートバング第七地区の治安維持の担当であったな。その資格は充分にある。申してみよ」

[メイン] パトリシア : 「レナ・シュリンは継続的にアーヴィング卿から資金提供を受けていたことを報告します。また、事件当日、レナ・シュリンはアーヴィング卿を訪ねていたことを確認しています。資金提供の証拠として、レナ・シュリンの帳簿を提出します」

[メイン] ストーリーテラー : (ざわざわ・・・)

[メイン] アーヴィング卿 : 「パトリシア卿…一体!?」

[メイン] パトリシア : リリィをちらりと見る

[メイン] リリィベル : 「パトリシア卿に補足致します。事件当夜、レナ・シュリンがアーヴィングの屋敷に訪れていたことを証言致します」

[メイン] フィアッセ家令 : 「静粛に。パトリシア卿、帳簿をこちらに」

[メイン] パトリシア : 「はい」

[メイン] パトリシア : 渡す

[メイン] フィアッセ家令 : (流し読みする)
「レナ・シュリンの帳簿のようです。アーヴィング卿との数年前からの定期的な現金取引を記録しているようです。詳細は精査が必要でしょうが」

[メイン] アンネリーゼ長官 : (・・・・・!?)

[メイン] ソフィーヤ参議 : (・・・・・・)

[メイン] ベネディクト公子 : 「パトリシア卿。卿の貴重な情報提供について嬉しく思う。アーヴィング卿、何か知ることはあるか?」

[メイン] アーヴィング卿 : 「はい。レナ・シュリンとはかつて愛人関係にあり、カルシアンでの生活困窮を援助するために定期的に資金提供を行っておりました。レナの死に心当たりは無く、パトリシア卿の印象操作については遺憾であります」

[メイン] アーヴィング卿 : 「私にとってもキラーはレナ・シュリンの仇であり、捜査については協力したく存じます」

[メイン] ベネディクト公子 : 「よろしい。ではこの件は両陣営から人員を出し、調査を行う。その手配はフィアッセ家令に一任しよう。みなのもの。それで良いか?」

[メイン] リリィベル : (スパイの話とかいいの?)

[メイン] パトリシア : 「アーヴィング卿にひとつお尋ねしたい。レナ・シュリンの遺体を処分したのは、卿のグールだという証言があるのですが、それについては事実でしょうか?」

[メイン] アーヴィング卿 : (公子のほうをちらちら見る)
「……」

[メイン] フィアッセ家令 : 「アーヴィング卿?」

[メイン] アーヴィング卿 : とても苦しそうだ

[メイン] アーヴィング卿 : 「はい。レナ・シュリンの遺体を処分したのは、私の手の者によるものです。これは血族の遺体が公衆の面前に晒されていることはマスカレードに抵触するためであり、これまで報告しなかったのは盟約間の政治的環境を配慮したものです」

[メイン] アーヴィング卿 : 「なお、誓って、レナ・シュリンの死には関わりはございません」

[メイン] ストーリーテラー : (ざわざわ・・・)
 (通るかよそんなの・・・)

[メイン] ソフィーヤ参議 : (唇の笑みが止まらない)

[メイン] アンネリーゼ長官 : (疑惑と不審の目でアーヴィングを見る)

[メイン] パトリシア : 「私からの報告は以上です」

[メイン] フィアッセ家令 : 「ご苦労様です。他に公知事項はありますか? でなければ自由時間とします。今夜は〜」

[メイン] ストーリーテラー : ・・・・

[メイン] ストーリーテラー : ・・・

[メイン] ストーリーテラー : ・・

[メイン] ストーリーテラー : ・

[メイン] ストーリーテラー : それからいろいろあって帰宅した。

[メイン] ソフィーヤ参議 : 「上手くやったのう。娘よ。痛快であったぞ」

[メイン] パトリシア : 「ありがとうございます」

[メイン] ソフィーヤ参議 : 「知っておろうがアーヴィングはベネディクトの個人的な忠臣じゃ。隠れ参議と言っても良い。だが、皆の前ではベネディクトもああするしかなかったのう」

[メイン] ソフィーヤ参議 : 「あとは妾に任せておくがよい。妾もこれを利用させて貰うでの」

[メイン] パトリシア : 「はい。それと、これは提出しなかったのですが、レナ・シュリンのノートがあります」

[メイン] ソフィーヤ参議 : 受け取る。

[メイン] ソフィーヤ参議 : 「・・・・・・」

[メイン] ソフィーヤ参議 : 「娘よ。今夜ほどお主を大したものと思ったことはない」

[メイン] パトリシア : 「光栄です」

[メイン] ソフィーヤ参議 : 「後ほど褒美を取らそう。今後とも妾のために働いてもらうぞな」

[メイン] パトリシア : 「はい」

[メイン] ストーリーテラー : ということで自室に戻った。

[メイン] ストーリーテラー : アリアルとちゅっちゅしたり今後のことを話したりしていると、夜明けの時間がきた。

[メイン] ストーリーテラー : 急激に眠くなった。棺桶に入る?

[メイン] パトリシア : y

[メイン] パトリシア : ああ、回復はしておこうか

[メイン] system : [ パトリシア ] 血潮 : 8 → 5

[メイン] system : [ パトリシア ] 血潮 : 8 → 6

[メイン] ストーリーテラー : 生きていた頃の眠りの感覚と異なり、無限の虚無に引き摺り込まれるような感覚。意識が沈む。どんどん沈む。まだ沈む。これは死の感覚なのかもしれない。すでに息はなく、胸の鼓動も感じられない。しかし、意識はあるのに死人といってもいいのだろうか?

[メイン] ストーリーテラー : そんな哲学的なことはわからないが、眠りは獣の執拗なささやきと耐え難い飢餓の苦痛を終わらせることができる──起きるまで。そしてひとつだけ確かなことがある。それはこれから見るであろう悪夢のことだ。この悪夢は……獣が見せていたものではない。自分の中の人間性が、良心の呵責が見せていたのだ。

[メイン] ストーリーテラー : 獣は罪悪感など感じない。殺人に心を痛めない。罪悪感を感じるのは血族の中に残った人間性だ。
起きていた自分は、レナを殺したことに少しでも罪悪感を抱いていただろうか…?
自らの保身のために奔走し、その死から利益まで得た自分に人間性7は相応しいだろうか…?
堕落判定。ボーナスは存在しない。

[メイン] ストーリーテラー : 衝動的な殺人。3ダイス。

[メイン] パトリシア : 3b10>=8 DiceBot : (3B10>=8) > 9,6,8 > 成功数2

[メイン] ストーリーテラー : 成功

[メイン] ストーリーテラー : 棺桶の中で自省して後悔した。

[メイン] ストーリーテラー : セッションはここまでです。
ご試聴有難うございました。
経験点1点。

[メイン] パトリシア : おつかれさまでした

[メイン] ストーリーテラー : お疲れ様でした。