veirosが何か言いたげにこちらを見ている

FIREしたい!FIREする!!FIREを目指す!!!

【Pauper】構造のひずみ/Structural Distortion

f:id:veiros:20180907153436p:plain
ストラクチャルディストーション

常にPauperのメタ上位に君臨する有力アーキタイプ「トロン」。
4ターン目にはほぼ確実にウルザ土地3枚が揃い、3ターン目に揃うことも珍しいことではない。
そして揃ってしまえば圧倒的マナベースにてやりたい放題され圧殺される。
赤黒コントロールの速度ではウルザ土地が揃う前に殺すことは不可能。第一ターンにウルザ土地を置かれるたびにげんなりする日々が続いていた。
Twitter上で偶然目にしたこのカードは一瞬でべいろすの心を掴んだ。

このカードの最大の特徴は、破壊ではなく「追放」ということにある。
トロンは破壊されたウルザ土地を回収する手段を備えているので、石の雨/Stone Rainなどの通常の土地破壊では奴らの手のひらの上で踊っているに過ぎない。すぐにムラーサの胎動/Pulse of Murasaなどで回収されてしまうだろう。そのムラーサの胎動も記憶の壁/Mnemonic Wallで回収するっていうんだからトロンの無限のリカバリー力にはもう絶望しかない。

その点、このカードは追放なので回収されることは無い。
アーティファクトも追放でき、2点ダメージのおまけも付いてくるのだから4マナも納得のコストだ。そして弱点も4マナであるということ。

とはいえ、これを入れれば勝てるというわけではなく、勝率がわずかに上昇するに過ぎない。トロンは研究され洗練されている。輪作や幽体のゆらめきでかわしたり、中略などで防衛していることもあるのだ。

マイアの苦役者/Myr Servitorにも刺さる。