【諸島同盟首都ラティウス市 - 2496期】
アレイスター統合作戦本部の発表によると、2496期に於いてアレイスター航空軍及び陸戦部隊はローゼンクロイツ民主共和国首都、パーノウードリッヒ市を急襲。戦闘らしい戦闘は殆ど行われず、同日、同国首脳部及び議会の殆どを拘束、制圧したと発表した。
【戦闘に至る要因】
ローゼンクロイツ民主共和国はその名前に反してチェイドゥンハル政権の強権的な軍国主義政策が行われており、暴動と抑圧が繰り返されていた。また、エネルギー問題の失策により住民の生活基盤は破壊され、それにも伴って流民が流出。ネルヴィルオーシャンの不安定要因となっていた。
今回の攻撃はローゼンクロイツの軍国主義打倒を望む有志からの要請による。
【奇襲作戦の是非について】
諸島同盟外交部によると、アレイスター軍は事前にローゼンクロイツ首脳部に対して軍事演習を持ちかけ了承され、アレイスター作戦機は行動範囲内に易々と接近できたとのこと。また、ローゼンクロイツ側の首都防衛部隊も演習が周知されており、対空砲にはペイント弾が装填され、まさに騙し討ちの様相を呈していた。
これについて外交部は彼我の軍人及び民間人の損害を最小限に食い止めるためと発表したが、アルベニック共和国、エンスランド共和国、安武皇国などから異議が上がっている。
【占領政策】
暫定統治に移行し、チェイドゥンハル政権と議会を解散。治安状況が改善次第、アレイスター駐留軍の監視下で選挙が行われる予定。
