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V.C.20 9月 内外時事情報

【オドロブノ共和国にて麻薬抗争激化】

与野党支持者が火花を散らすオドロブノ共和国のゲー市中央広場。だがその裏でもう一つの暗闘が激しさを増しているという。

アレイスター系の麻薬密売組織に対し、オドロブノ系の各種犯罪組織はワンヤン一味を中心にシェア奪回の為に反撃を開始、警備隊も巻き込んでの三つ巴の抗争が行われている。

アレイスター系組織は「リリス」と呼ばれる女性密売人を抱える。彼女たちの多くは荒事には向いておらず、抗争序盤では凄惨な殺戮が行われたという。

コカイン取引の収益率は合法、非合法を含む他のどの商取引よりも高く、そのため、麻薬組織同士の抗争はますます激化しつつある。以前、オドロブノ共和国はディルタニア諸国への麻薬密売ルートにすぎなかったが、現在は国内市場が拡大しつつある。


【安武皇国、自作潜水艦を捕捉】

「私たちの想像を超えています」……安武皇国治安当局
安武皇国沿岸のネルヴィルオーシャンで25日、麻薬輸送用の自作潜水艇が皇国海上保安当局に捕捉された。同潜水艇は4トンものコカインが輸送可能となっており、アレイスター人の4人の乗組員は逮捕された。


【アレイスター、安全保障理事会常任理事国に立候補】

諸島評議会は安武皇国主導で行われている国連改革に於いて、安保理常任理事国に立候補することを発表した。既に国際会議場では立候補を表明しており、先月の航空軍式典は内外に向けた布石とも言える。

フロッゲ・バルデラマ筆頭評議員は「アレイスターが国連活動に深く参加するためには理事会のメンバーになることが重要だ」として、「アレイスターは国連を強く支持している。国内外には国連の無力を批判する人もいるが、安保理がなく無法者が跳梁跋扈するような状態になるよりは遙かにマシと決まっている」と語った。

安保理には他に三洲連合共和国、ヤードゴニエ社会主義共和国連邦、神州民共和国、ルグドゥネンヴェス連邦が立候補している。


【プラム公国、リリスの道禁教化法案の行方は?】

プラム公国での麻薬取引との関わりが強いとして、アレイスター系の宗教団体"リリスの道"をカルト指定する法案が、貴族院で審議が進んでいる。

"リリスの道"の表向きの教義はアレイスター魔術と真理を追究する友愛団体。勧誘方法に問題があると指摘されているものの、一貫して麻薬取引との関与を否定しており、代表のアンネリーゼ・ミシェル女史は同国メディアThe Chloris Broadcasting Corporationに出演し、涙ながらに無実を訴えた。