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V.C.21 2月 アヴェンシス共和国高官子女の拉致事件発生

アヴェンシス共和国高官子女の拉致事件発生

裕福な家の子女を狙った誘拐事件が多発している諸島同盟首都ラティウス市に於いて、重大な誘拐事件が発生した。

誘拐されたのはアヴェンシス共和国の留学生クロエ・マールブランシェさん。犯行グループはマールブランシェさんが借りているアパートメントに押し入り、麻酔薬で眠らせ連れ去った模様。

統一ワークス解放戦線系の一派より、犯行声明が警察に出されており、約2000億Phelの身代金が要求されているとのこと。

諸島評議会はただちに捜査本部を設置。ただ、マールブランシェさんがアヴェンシス共和国の高官子女という事情があり、普段からの人質ごと制圧するような強硬手段はとれず、犯行グループとの接触、交渉、情報収集が行われているとのこと。

ラウレアーノ・ゴメス評議員は記者団に対し、「許し難い犯罪行為。奴らの頭上を今すぐ徹底的に空爆したいくらいだ」と怒りをあらわにした。

ただ、治安当局筋の情報によると、アヴェンシス共和国との関係悪化を防ぐ為に身代金を払わざるを得ないようだ。

続報:

5日の時点でも捜査状況や犯行グループとの交渉は非公開とされており、事件の進展は伺いしれない。
クロエ・マールブランシェさんの父親、アヴェンシス共和国のシュルツ政権閣僚マティス・マールブランシェ氏は「拉致問題の解決は極めて重要だ。この問題が解決されないとこれからの両国関係に悪影響を及ぼすだろう」と強調した。

エンスランド共和国より自由貿易協定提案


1日、エンスランド共和国のベイカー首相とバルデラマ筆頭評議員がラティウスの評議会議事堂にて会談した。

両首脳は麻薬問題や先日のローゼン侵攻問題、アレイスター石油共同出資に関する意見交換、さらに今後の経済交流の促進などを2時間に渡って話し合い両国の親密ぶりをアピールしたが、興味深い宿題をアレイスターに残した。

宿題はカイバーオーシャン貿易活性化のための自由貿易協定。エンスランドは我が国からのコーヒー豆の関税を撤廃し、代わりに、エンスランドからの農作物の関税を撤廃すると言う内容だ。

アレイスターでは食料品関係の関税は一律25%。徴収した税は関係省庁に配分されるという利権があり、また我が国の農家は軒並み零細故、ラティウス、東西ワークス、アンウィンカの猛反発を受けるだろうとの予測だ。

アレイスター諸島同盟、国連安保理常任理事国に就任


国連改革選挙の結果では安保理理事国には三州連合共和国、アルベニック連邦国、ルグドゥネンヴェス社会主義国家群連邦、神州民共和国。そしてアレイスター諸島同盟の五カ国に決定した。
これにより、アレイスターは名実共に列強諸国への仲間入りを果たしたことになる。パーノウードリッヒ演習作戦は良くも悪くも、軍事的実力を内外に示すデモンストレーションになった形だ。

なお、アレイスター諸島同盟に関する投票は以下の通り。

賛成 神州、オドロブノ、セッズ・ルード、洸祥国、クラトニア、プラム、ファーレ、ヤードゴニエ、安武
棄権 エンスランド、リルバーン、クラウディア、プランク
反対 アルベニック、ルグドゥネンヴェス、三洲、トラインデルト、エルテメルカーン、ルージェノワール

神州民共和国との国交樹立

4日午後、諸島評議会外交部により、ディルタニア連邦神州民共和国との国交開設が行われたことが発表された。常任理事国間の国際協調の促進が主な理由だが、これにより安価な労働力を求めての、アレイスター企業の神州進出が可能になった。
が、相次ぐ共産圏諸国への接近に資本主義諸国から反発を受けるおそれがあり、また「無産階級文化大革命」を推進するかの国では、カントリーリスクがないとは言い切れない。