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V.C.20 6月 アヴェンシス共和国と国交樹立 他

アヴェンシス首都キシロより

 諸島同盟外交当局はカイバーオーシャン東部に位置する技術国家、アヴェンシス共和国との正式な国交樹立を締結したと発表した。
 かの国とはOmena社の技術者を初めとして民間交流が盛んだったが、ロストアルテミス後は国家間での連絡は乏しかった。
 同一のフェナス人国家として経済連携の強化が期待される。

治安当局、「死神の布告書」を紛失

 ガルシア評議員の事故死など、先月よりアレイスターを騒がせていた「死神の布告書」事件。ヴェロニカ女史の帰国によって進展するかと思われたが、その前日に、中央警察局より証拠物件たる「布告書」が紛失していることが明らかになった。
 布告書は裁判所に提出するために持ち出され、そのまま係員とともに行方がしれなくなっているとのこと。


「持ち主が変わったようです。魔力は途切れ、布告書は白紙に戻るでしょう。次の持ち主が誰かはわかりません」
 と、ヴェロニカ女史は語った。


 なお、12歳少年は布告書の入手経路については「校庭に落ちていた。誰かのいたずらだと思った」と証言。全ては謎のまま、闇に埋もれていく……。

戦闘攻撃機 IMCA F/A-1 "evil spirit" アレイスターに

 モリヴァニア共和国の崩壊を受けて、IMCA(International Multirole Combat Aircraft)プロジェクトはアレイスターにその本拠を移すことになった。これに伴い、アレイスター空軍省はモリヴァニア籍の数名の技術者やテストパイロットの亡命も受け入れることを決定した。
 母国との言語や気候の違いにとまどっているものの、住み心地は概ね良好とのこと。

プラム公国にて麻薬が浸透

 プラム公国内にて、コカインの摘発量が2.7倍に上昇したことを同国税関が発表した。押収されたコカインの品質からみてアレイスター産に間違いはなく、また乱用者の間では"リリスの恩寵"という隠語で浸透している模様だ。両国警察は共同して密輸ルートの特定と流入防止に全力を尽くすと発表した。