アレイスター諸島同盟のラティウス島の長。諸島評議会の筆頭評議員。
ウシガエルを連想させるような肥満体の男で、根回しと詭弁で生き残ってきた保身の天才。国民に向いた政治指導力は一切発揮しないが、親族の保身と利権の拡大に関しては天才的な手腕を有する。
十数のコーヒーのプランテーションを有し、国内でも最大の富豪である。
年齢：５０歳
ヴェロニカ・バーンロード
アレイスター諸島同盟に存在する魔術結社「リリスの道」の統領であり、神秘主義者。魔術師。
派手な演出でマスコミに登場し、物議を醸すことがある。リリス・タロットの考案者であり、魔術についての様々な著作を持つ。
ロスト・アルテミスの災厄を事前に予言していたともいわれているが真偽不明。
エステルプラッテ生まれの聖歌歌手。
敬虔なパロンシュレイヒ教徒であり、シェイフィナリア教皇領で上級聖職者の資格を得る。
帰国後はクラルヴェルン・ブロードバンドの支援のもとで歌手デビュー（デビュー曲は「不老不死の霊薬」）。その容姿とカリスマ性で空前のヒットを記録する。
ロスト・アルテミスでは幸運にもかすり傷一つ負わず、復興支援に尽力する。
全世界的にファンが存在するとも言われるが、最近では自分の影響力を自覚しているのか、プライベートでも政治的な発言は慎重に避けているようだ。
プリスフォーリア枢機卿
パロンシュレイヒ教のディルタニア西部教区の枢機卿。
エステル民族の精神的支柱であると同時に、リルバーン帝国エステルプラッテ行政区の国民代表でもある。
宗教的儀式やメディアでその姿を見ることができる。ただ、実質的な行政に関しては閣僚（帝国の高官も含まれる）が取り仕切り、彼女自身は殆ど関与していないとも言われる。
本名はプリスフォーリア・フィンレック。敬虔なパロンシュレイヒの少女であり、黒天使という愛称を持つ。また、エステルプラッテ共和国時代の名宰相エレオノーラ・カザンの姪であり、良家の子女ということになる。
