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【大宇宙】国家設定案

  • 寄生種族が支配する国家。
  • 寄生種族は手のひらに載るくらいの蜘蛛のような生物。
  • 肉体は非常に脆弱で、環境変化や外因性ショックに対する抵抗力を持たない。
  • その為、寄生種族は惑星の大型動物の脳髄に寄生し、その動物を支配することで、生態系の頂点に君臨していた。
  • 寄生種族は知的生物に寄生するために進化したわけではない。しかし知的生物に寄生したときからこの種族の運命は変わった。
  • 生存中の生物に寄生した場合、その時点で宿主は仮死状態となる。寄生の有無を外見から判別することは不可能。
  • 物理的に破壊されないかぎり、強制的に宿主の肉体を操作でき、知識や生得的な能力も利用できる。
  • 宿主の肉体のみへのダメージは、寄生種族本体には影響しない。
  • 繁殖は宿主の体内に卵を産み付ける。孵化した寄生種族の幼体は宿主の腹を引き裂き、蜘蛛の子を散らすように飛散する。
  • 主星に存在するほぼ全ての人類は寄生されている。
  • 宿主を見つけ、これに寄生することは寄生種族の本能である。
  • 宿主の知識や記憶、能力が優れているほど、寄生種族は利益を得ることになる。
  • 熱帯のジャングルが原産。四十度以上の高温や、氷点下では生命の危機にさらされる。
  • 寄生種族はその生命体の知識や記憶を取り込んではいるが、宿主の持つ常識や倫理観に左右されない。
  • 基本的に寄生種族同士での仲間割れや殺し合いなどは発生しない。寄生先の種族は多岐に渡るが、寄生体同士でのコミュニケーション(テレパシー)が確実に成立する。

生態

幼体

宿主の体内に生み付けられた卵が孵化する。その数は数百体から千体以上に達することもある。
多数の幼体から自然淘汰を経て、一握りの個体のみが成体となる。
自然界では幼体の多くが他の動物に捕食される。
幼体が捕食されることはこの惑星の生態系の一環であり、ある種の動物にとっては貴重な蛋白源である。

成体

ある程度の大きさに成長すると、寄生針が生成される。
成体に雌雄は存在しないが、遺伝後の産卵の為、成体同士で遺伝情報を交換しあう。

寄生のプロセス

第一段階:宿主候補の後頭部に張り付き、寄生針を差し込む。寄生針より麻酔が押し流され、抵抗とショック死を防ぐ。
第二段階:麻酔後には自分の身体を液状化し、寄生針を通して宿主の頭部に侵入する。
第三段階:液状化して侵入した寄生体は宿主の脳及び脊髄に浸透し、同化を開始する。
     宿主は生きているとも死んでいるともいえる状態となり、また分離は実質的に不可能となる。
第四段階:麻酔の効果が切れ、意識を戻すことで寄生が完了する。

死亡

老衰などにより宿主の死が近づくと、宿主の遺伝子を操作し、体内(多くの場合胃腸や子宮)に卵を生成する。

大いなる進化/The Grand Evolution

  • 種族的アイデンティティは進化と文明である。
  • 個体数や支配領域の広さではなく、種族としての知能増加と高度な文明を築き上げることを重視する。