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Werewolf: The Forsakenの概要

これはなに?

・読みはワーウルフ:ザ・フォーセイクン。略称WtF
WoDの「ワーウルフ:ジ・アポカリプスWtA)」のCofD版である。
・フォーセイクンとは「見捨てられた」という意味。
WtAは日本でも複数の解説サイト(http://pirokiwod.web.fc2.com/WoD/Werewolf.html)があり、その世界設定などが絶賛されているが、残念ながらWtFではWtAのような神話的で絶望的な闘争はオミットされており、より個人的な葛藤や恐怖がフューチャーされている。
・つまりWtAを期待して読むと拒絶反応を起こして死ぬ。WtAのことは忘れろ。比べるな。単体で評価しろ。

PC=ワーウルフ=Uratha(ウラサ)

ワーウルフは人間や他種族からの呼称であり、ワーウルフは自分たちを「Uratha(ウラサ)」と自称している。
ワーウルフは通常は人間として生まれ、人生のある時点でなんらかの切っ掛けで覚醒し、最初の変身を行う。
・変身には5段階ある。
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  • ヒシュ/Hishu:通常の人間。
  • ダル/Dalu:ワイルドで毛深い人間。
  • ガウル/Gauru:いわゆる狼男。最強の形態。身長2〜3m。
  • アーシュル/Urshul:巨大狼形態。肩の高さが1〜2m。パワーとスピードを兼ね備える。
  • ウルハン/Urhan:通常の狼。自然にいる品種と変わらない。

ワーウルフは狩りの衝動を感じる激しい縄張りの捕食者である。多くのワーウルフは自分の攻撃性を抑えきれず、通常の人間の生活に支障を生じている。
ワーウルフは狼と共通する性質を多く持ち、効率的な狩りと、縄張りの防衛のために数人で群れる(=パックする)。

ワーウルフはシャーマニックな霊性に満ちた生物であり、先祖の霊と話せる。
・エッセンスと呼ばれる霊のエネルギーを操り、狩りのために≪贈物/gifts≫という超パワーを行使する。

・VtRの5氏族5盟約のように、WtFには5職業5部族がある。
・5職業

  • ラフ:喧嘩屋から熟練した指揮官まで、あらゆる種類の戦士。
  • カハリス:先見者、語り手、伝承者。
  • エロドス:スピリットコート、裁判官、仲裁人の外交官。
  • イサウアー:オカルトとスピリットの伝承と儀式の管理者。
  • イラカ:スカウト、スパイ、トラッカー。

・5部族

  • ブラッドタロン:戦士と狼の側面を代表するフェンリルの部族。
  • ボーンシャドウ:オカルティストでシャーマニズムの部族。
  • メニンナ:動物のスカウトであり神秘的なストーカー。
  • アイアンマスター:変化と新しいアイデアを受け入れる部族。カルシアン枠。人類に強い絆を感じ、最新の人間の技術進歩に追いつき、都市に進出することを好む。
  • ストームローズ:意志の強さ、個性の力、およびより高い貴族意識を主張する部族。
ワーウルフは何を「狩る」のか。
  • スピリット:WtAのベイン枠。災霊。人間の幽霊ではない。妖怪みたいなもので、痛みのスピリット、病のスピリットなどが存在する。
  • ホスト:ワーウルフ以外の変身種族。彼らは精霊の加護がないので知能が低く、人類に敵対的。病気などを広めることもある。ワー・スパイダーとかワー・ラットなど。
  • ヴァンパイア&メイジ:縄張りに入ってきたら殺す。ただし、WtAとは異なり、ワーウルフとヴァンパイアとの間には神話的・種族的な敵対関係は存在しない。ワーウルフは特定の吸血鬼と協力したりコテリエしたりする場合がある。