veirosが何か言いたげにこちらを見ている

FIREしたい!FIREする!!FIREを目指す!!!

夢使いTRPG(仮):世界観整理

舞台は現代東欧風の架空の国家。エステルプラッテ共和国。
車が行き交い、携帯電話も普及するが古い街並みが未だ残るとある都市。
ゴシック系、ロリータ系ファッションが古くからの民族衣装。
この国には暗黒時代より魔界の住人たる「夢魔(ナイトメア)」が出没している。
夢魔は美しい外見を持ち、不可思議で強大な魔法を持つ、通常の人間では抗し得ない悪魔、妖魔の類である。
夢魔の食餌は人間の絶望である。
夢魔は絶望を得るため、夢魔は人間の心の中に眠っている残虐性を歪め増幅し、魔力を与え、殺人鬼(サイコパス)を創り出す。
サイコパスは数々の猟奇殺人を繰り返し、死しても復活する不死身の殺人鬼である。
曰く、巨大なハサミで殺人を繰り返す。
曰く、巨大なハンマーで殺人を繰り返す。
曰く、殺害後に硫酸で死体を融かす。
曰く、チェーンソーで殺人を繰り返す。
曰く、鋭いメスで娼婦たちを惨殺する。
曰く、大学構内で銃器を乱射する。
サイコパスに殺されたものは地縛霊(ゴースト)となり、殺された時の苦痛を永遠に受け続ける。その無念と苦痛の呻き、助けを求める声は人々の耳には届かない。
地縛霊の呻きと絶望はサイコパスによって夢魔に捧げられる。
多くの罪を重ねたサイコパスの中には完全な怪物である怪異(メタクリッター)に変貌するものもいる。
サイコパスたちは古来よりこの国の物語や犯罪史を血のインクで赤黒く記録していったが、
夢魔にとっては彼らの活動は余興である。
この国には夢使い(ドリームマンサー)と呼ばれるものたちがいる。
夢使い夢魔の目に止まり、魔力を与えられた少女達である。
彼女達は夢と幻を操り、地縛霊の姿と声を聞くことができる。
夢魔はさらに、サイコパスへの対抗方法を伝授する。
それは夢魔の用意した「ゲーム盤(人払いの結界によって隔離された建物、都市区画)」から夢の欠片という宝石を探し当てること。
夢使いの少女たちは望む望まないに関わらず、サイコパスとの暗闘に立たされる。
しかしながら、サイコパスのその圧倒的な力と残虐さに対し、夢使いに与えられた魔力のそのささやかなこと・・・
夢使いの絶望。それが夢魔たちの至上の甘露であり、ゲームの目的である。