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【OGame】退避の基本

OGameを始めたばかりのプレイヤーにはいまいちピンと来ない、理解し難い概念が「退避」です。
OGameはリスク管理のゲームであり、退避行動を行う事でリスクを低減することができます。
退避には「資源退避」と「艦隊退避」があります。共通することも多いです。

格言

Fleetsaving is important to all - fleeters, miners and even turtles. No FS = no Fleet is a golden rule of Ogame and a first step to a successful Ogame career.

艦隊退避は海賊、農家、剣山防衛者にとって重要です。「退避なくして艦隊無し」はOgameのゴールデンルールであり、Ogameでの成功への第一歩です。

資源退避

ゲームを始めた最初の頃は収入は少なく、また要求される資源の量も少ないです。
そのため「寝る前に防衛建設に資源全てを突っ込んでおく」ということで事足ります。
しかし帝国が大きくなり、リサーチや施設のレベルが上がってくると、要求される資源は倍々に増えていきます。
要求される資源は何m、何十m、何百mにも達します。
これらの大量の資源を一日で稼ぐことはできません。しかし何処かの惑星に置いておくと、寝ている間に何処かの海賊が襲ってくる危険性があります。資源を持たないことが一番の安全ですが、発展のためには資源を持つというリスクが必要なのです。加えて、このゲームのスパイはどうやっても防ぐことができません。
高レベルの開発を行うには、大量の資源を何日にもわたって安全な何処かに貯めておく必要があります。これが資源退避です。
資源退避の方法は幾つもの方法が考案されており、それぞれのプレイスタイルに応じて使い分けがされています。

剣山防衛

数ある防衛策のうちもっとも基本的なものです。防衛というユニットの存在意義でもあります。スパイを送られて資源量を把握されても、襲った方が赤字になるような超防衛であれば、そもそも襲われません。が、これは防衛策であって退避ではありません。

過疎地送り

周囲に誰もいないような過疎地に物資を集積しておく戦略です。距離が遠いと攻撃艦隊が到達するのにも時間がかかり、かつ、燃費も馬鹿になりません。さらに「攻撃とその帰りの時間が長い」ということは、攻撃者にとって物凄いリスクとなります。
過疎地送りはこの「距離の防壁」を利用します。剣山防衛と合わせることで効果が増大します。
毎日寝る前に輸送船で何時間もかけて過疎地に輸送する、ということになります。

「預ける」

リサーチや鉱山、施設は、コマンドを入れると資源が消費されますが、完成前にキャンセルすると全額が戻ってきます。
この仕様を計画的に利用することで下記のような運用が可能となります。

1:100mのリサーチを目標とするが、手元に10mしかない。
2:10mのリサーチを実行する。手元には0mしか残らないのでスパイが来ても安全となる。
3:20mほど稼いだのち、10mのリサーチをキャンセルする。30mのリサーチを開始する。手元には0mしか残らないのでスパイが来ても安全となる。
4:また20mほど稼いだのち、30mのリサーチをキャンセルする。50mのリサーチを開始する。手元には0mしか残らない。
5:これを繰り返して100mまで到達する。

・ジャンプゲート・レベル2は数週間の期間を要し、メタル4m、クリスタル8m、デューテリウム4mを「預ける」ことができる。

「浮かべる」

大型輸送船が1000隻あるとします。輸送量は25mです。この輸送艦隊に資源を詰め込み、惑星から惑星に輸送すると到達までの間資源は安全となります。移動中の艦隊には攻撃することができないからです。

休暇モード

休暇モードに入るとスパイを含め、一切の攻撃を受け付けなくなります。
そのかわり、資源生産や施設建設、リサーチは停止します。自分の惑星の状況を確認することはできますが、銀河マップを見ることもできなくなります。チャットなどは可能です。
休暇モードは一度入ると48時間解除することができなくなります。
しかしながら、本当に絶対にしくじることができないとき、そして敵に狙われていると考えられるときは、この休暇モードを使うことで安全に資産運用できるかもしれません。
すなわち「2〜3日に一度休暇モードを解いて数時間活動し、寝る前に休暇モードに入る」です。

艦隊退避

Fleetsaving。フリートセービング。FSとも言います。退避といったらこちらのほうを指す場合が多いです。
艦隊は破壊されるとデブリになります。そのデブリを回収して儲けようという悪い奴らがいるのです。
艦隊退避は「過疎地+剣山防衛の惑星に配置する(距離があるとデブリ回収も容易ではない)」か「浮かべる」ことが基本となります。燃料は喰いますが、寝る前に艦隊を惑星から惑星へ、速度10%とかで移動させることで安全性を確保することができます。
が、しかし・・・

センサー・スキャンの脅威

このゲームには「センサー軍団」(Sensor phalanxes/センサーファランクス)という施設が存在します。
センサー軍団の施設は、惑星のどの項目を探しても見つかりません。
センサー軍団は「月」にのみ建設が可能なのです。
このセンサー軍団を建設すると、センサー・スキャンという行動が可能となります。
このセンサー・スキャンは「対象の惑星に出入りする、ほぼ全ての艦隊の出入りを監視する」「スパイと違い、スキャンされた側はスキャンされたことに気が付かない」という性質を持ちます。


このセンサー・スキャンによる監視は「艦隊の目的地はどこであるか、そして到着は何時か」ということがわかります。

上の図は「鉄筆さんは6時起床の早起きさんだ:)」ということがわかります。
移動速度の遅い回収船を1隻混ぜて艦隊全体のスピードを落とす(浮かべる時間を長くする)、テクいお人ですね…。


これを利用すると下記のような攻撃が可能となります。

・2176隻の私の艦隊が、23時18分04秒にRiruru-Moonに到着します。
・13281隻の敵の艦隊が、23時18分05秒にRiruru-Moonに到着します。
つまり、敵の攻撃を回避するには1秒で退避操作をしなければならないのです。艦隊の出撃には3画面を遷移しなければならず、1秒では不可能です。ログインしたまま何も出来ずに艦隊を壊滅させられる恐怖の時間です。
このセンサー・スキャンを回避するには「月」を持つことが必要となります。
センサー・スキャンは惑星に向けて使用し、その惑星の出入り艦隊を監視できますが、月に向けて使用することはできないのです。
そのため「月から月への移動」であれば、センサー・スキャンを受ける危険性はありません。センサーを使うために、あるいはセンサーをかわすために、上級者は月を保有するのです。

なお、艦隊なんて持たなければFSなんて不要です:(
月が欲しい場合は同盟メンバーに相談しましょう:) 『メタル3m+クリスタル1mで20%』で作れます。

センサー・スキャンで見えるもの/見えないもの

・惑星→惑星への攻撃/輸送艦隊(目的地/出発地のどちらに撃っても見える
・惑星→惑星への攻撃/輸送艦隊の帰途/リコール(R)(目的地に撃っても見えない。出発地に撃つと見える


・惑星→惑星への配置艦隊(目的地に撃つと見える。何故か出発地に撃っても見えない
・惑星→惑星への配置艦隊をリコール(R)(何故か目的地/出発地どちらに撃っても見えない


・惑星→月への攻撃/輸送艦隊(出発地に撃つと見える。リコールしても見える
・惑星→月への配置艦隊(出発地に撃っても見えない。リコールを含め見えない


・月→惑星への攻撃/配置/輸送艦隊(目的地に撃つと見える。出発地には撃てない
・月→惑星への攻撃/配置/輸送艦隊の帰途/リコール(R)(目的地に撃っても見えない。出発地には撃てない


・月→月への攻撃/配置/輸送艦隊(撃てない。クリックするべきアイコンがない


・惑星→デブリ(出発地を撃つと見える。リコールしても見える。
・惑星→探索(出発地を撃つと見える。リコールしても見える。
・月→デブリ(撃てない。クリックするべきアイコンがない。
・月→探索(撃てない。クリックするべきアイコンがない。退避に使ったら邪気眼や遅延で死ぬ