ソロモン星系 Solomon system
六つの主要な惑星からなる恒星系。80億年の歴史を持つ。残り寿命は短いといわれており、恒星としての活動が低下する時期が頻繁に訪れている。
人類史としては20万3000年程度
第一惑星セーレ(岩石惑星)
惑星ヴァレフォールの3分の1程度の面積しかない星系最小の惑星。
極めて活発な火山活動による地熱と莫大な太陽エネルギーを得られる利点がある。
第二惑星ヴァレフォール(岩石惑星)
地球ときわめて類似している。
人類の母星。かつては豊かな環境を備えた美しい青き水の惑星と称された。だが、宇宙空間を巻き込んだ核戦争による代償は大きく、今では放射能で汚染された死の惑星である。
惑星の衛星軌道上に形成されたオービタルリングもその戦争で破壊された人工衛星やコロニーなどの残骸などの集まりであり、宇宙の廃棄場と化している。
第三惑星クロケル(岩石惑星)
砂礫の惑星といわれるが、テラフォーミング事業がおこなわれ原始的な海が形成されているため居住地としては最も有望とされている。
第四惑星ビフロンス(ガス惑星)
多数の衛星を抱える巨大ガス惑星。
第六惑星フォカロル(氷惑星)
星系中心の恒星ソロモンから45億キロも離れた辺境に位置する惑星。他の惑星から星間航行するのに少なくとも1週間はかかるほど。極めて厳しい環境だが、惑星全体が氷で構成されているため水資源には困らない。