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trpg妄想

Aria : the Deus ex machina

いんとろだくしょん

惑星レラージェに勃興した人類文明は、産業用ロボットの開発により高度化し、22世紀にはその絶頂に達した。中でも人型ロボットはレプリロイドと呼称され、三原則プログラムの下で奉仕種族と定義付けられた。これにより人類の生活は向上したが、環境及び資源問題の深刻化のため、経済活動は抑制され全人類的に少産少死化が進むこととなる。

レプリロイドは縮小してゆく文明を支える貴重な労働力であり、あらゆる方面に活用されていたが、中にはプログラムのバグや不具合によりイレギュラーと呼ばれる個体が発生した。制御を拒むイレギュラーに対し、人類では鎮圧することは困難であり、戦闘用レプリロイドが開発されその任に当たった。

人類はイレギュラー問題以外には順調に歴史を刻み世代交代を重ねた。後に"オールドザグッドデイズ"と呼ばれる時代が数世紀経過し、人類の人口が充分に減少した頃、それを待っていたかのように最強の戦闘用レプリロイドがイレギュラー化し、自らに従うロボット軍団を結成、機械帝国を名乗り人類に対し叛乱を起こした。

戦闘用レプリロイドの過半がイレギュラー化したため、人類は早期の鎮圧ができず、戦況は泥沼化する。これにより、保護していた惑星環境も温存していた資源も壊滅的な被害を被る。

機械帝国は人類を「惑星環境を汚すゴミ」と断罪した。そして人類に致死的な病原菌を世界にばらまき、放射能で汚染し、黒い雨を降らせ毒漬けにした。数億種の生命が絶滅し、この星は決して元の姿に戻ることはできなくなった。

いまや惑星レラージェには鉛色の空、荒れ果てた大地、汚染された海が広がる。
毒の大気に覆われたこの惑星では、人類は2分で肺が腐ってしまう。
滅んだ世界に残るのは機械たちと、わずかに生き残った人類。
戦争勃発から百年が経過した現在、人類は最後の砦ウェストフォートに取り残された。

あなたはレプリロイドであり、デウスエクスマキナと呼ばれる知性と人格を得た存在である。機械帝国からか弱き人類を護らなければならない。
敵は圧倒的である。人類はいずれ破滅を免れ得ないのかもしれない。しかしあなたがいなければその破滅はもう訪れていたはずである。デウスエクスマキナはこの暗澹たる世界における最後の希望であり、最後に戦う者たちなのである。

DEMICシステム

パーツを寄せ集めて編集し、PC(レプリロイド)をカスタマイズするシステム。
6×6のマス目を持つ基盤にチップを埋め込むような感じとなる。

コンテナシステム

パーツはコンテナの形で入手する。
倉庫を発見するとそこにはコンテナ。敵を倒すとコンテナがぽろりする。
コンテナの中身は開封時まで不明であり、ランダムで決定される。

馬鹿な何故立てるシステム

・ライフがゼロ以下になった場合、NPCは活動停止するが、PCはなんのペナルティも受けずに行動できる。演出上では満身創痍であり、敵対者は何故戦闘を継続できるのか理解できない。つまり、勝利は確定である。
・それを見た敵対者は激しく動揺する。
・シナリオ終了後、後遺症として記憶に欠損が発生する。ダメージを受けすぎると記憶喪失となる。

用語集

機械(マシーン)

高度なプログラムに沿って動く自律マシーンのこと。
非常に広い意味を持ち、文脈によって対象が変わってくる。

レプリロイド

機械のうち人型のもの。高度なものは一見して人類と見分けが付かないものも多い。
現在では人類に従う機械を指して言うことが多い。

イレギュラー

人類に反抗する機械たち。機械帝国を築く。人型は少ないが存在する。

デウスエクスマキナ

自我に目覚めたAI。愛を理解する。