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夢使いTRPG・アウトライン

【題名】ドリームマンサー:ザ・ホープ/Dreammancer:the Hope(仮)
【絶対的コンセプト】おにゃのこが殺人鬼から逃げる。
【元ネタ】クロックタワー漆黒のシャルノス
【主人公】夢使い(ドリームマンサー)。十代の少女。ふりふり衣装推奨。
【敵】殺人鬼(サイコパス)、怪異(メタクリッター)。
【中立】夢魔(ナイトメア)、地縛霊(ゴースト)。
【舞台】現代社会。戦闘中は「ゲーム盤」と呼ばれる異世界となる?
【集める物】夢の欠片。サイコパスを浄化するために必要。
【世界観】http://d.hatena.ne.jp/veiros/20100415/1271339036


【精神状態】
夢使いの精神状態。「希望>昂揚>通常>落胆>絶望」の五段階が存在する。
ヒットポイントに相当する。攻撃を受けると一段階悪化する。
ゲーム開始時は通常から始まり、イベントでも上下する。
絶望の状態で攻撃を受けると死亡する。
希望の状態になると全ての能力値が+10される。


【能力値】
夢使いの基本的な能力。「体格、敏捷、知性、正気、運命」の五種類が存在する。
それぞれの能力値に40、50、60、70、80の割り振り、
その後、敏捷値に0.9を掛ける。ゲームバランス上の都合である。
その後、それぞれの能力値に1d10を加算する。

例1)フィリオリは体格に40、敏捷に60、知性に70、正気に50、運命に80を割り振った。
例2)フィリオリは敏捷に60を割り振ったが、0.9を掛け、54となる。
例3)フィリオリは5d10を振り、出目は3,5,2,8,10と出た。
最終的に体格43、敏捷59、知性72、正気58、運命90となる。

【行為判定】
一般的な判定はマスターから指示された能力値を目標値として、1d100の下方ロールを行う。このとき、出目96以上は自動失敗とする。

例)フィリオリは重い扉を開けようと試みた。マスターは体格で判定するように指示。1d100を振り、出目は70。フィリオリの体格は43だったので判定は失敗。扉は開かない。

【運命判定】
判定に失敗した際、運命値を使って再度判定を行うことができる。
成功すると失敗した判定を成功したことにでき、また精神状態が一段階改善する。
代償として運命値が10減少する。
失敗すると精神状態が一段階悪化する。運命値は減少しない。

例)フィリオリは先ほどの判定に失敗したが、後ろからはサイコパスが迫ってきており、一刻の猶予もない。プレイヤーは運命判定を行うと宣言。1d100を振り、出目は90。フィリオリの運命は90だったので判定は成功。扉は開いた。フィリオリの精神状態は一段階改善し、また運命は90から80に低下した。

【恐怖判定と恐怖のオーラ】
サイコパスやメタクリッターは恐怖のオーラをまとい、尋常ではない恐怖を周囲に撒き散らす。相対した夢使いも例外ではない。
サイコパスの登場するシーンでは手番ごとに夢使いは正気度にダメージを受ける。
ダメージの値は精神状態ごとに固定となっており、下記の表の通りとなる。
「希望:0 昂揚:2 通常:4 落胆:7 絶望:10」
正気度の十の位が繰り下がると、正気度を目標値とした恐怖判定を行わなければならない。
恐怖判定に失敗した場合、恐怖表を振り、その効果を受ける。

「1:驚愕:声を上げる。手に持っているものを落としてしまう。
 2:悪寒:全身が震える。正気度にさらに5ダメージを受ける。
 3:呆然:次の手番は行動不能になる。
 4:失声:そのシーンの間は会話及び魔法の使用が不能になる。
 5:絶叫:悲鳴を上げる。精神状態が一段階悪化。
 6:動転:次の手番は全ての能力値を1/2として扱う。
 7:眩惑:平衡感覚を失う。1d6手番全ての能力値を2/3として扱う。
 8:幻視:自分が殺される光景を幻視する。精神状態が一段階悪化。
 9:発狂:恐怖症、偏執症、精神分裂、妄想など、精神病質を一つ得る。
 0:悪夢:恐怖表を2回振り、双方の効果を適用する。」

また正気度は下限が0である。この状態では正気度にダメージを負う度に恐怖判定を行うことになる。

例1)フィリオリは落胆状態の時にサイコパスに出会い、正気度に7のダメージを受けた。正気度は58だったので、51に低下したが恐怖判定は行わなくても良い。
例2)次の手番、フィリオリはさらに正気度に7ダメージを受けた。正気度は51から44に低下し、十の位が繰り下がった為に恐怖判定を行う。1d100を振り出目は50。正気度は44に低下しているので判定は失敗。続いて恐怖表に従って1d10を振り、出目は5。絶叫して精神状態は1段階悪化。落胆から絶望となった。

【逃走判定】
サイコパスに遭遇したらすっ飛んで逃げなければならない。
逃走は全速力、駆け足、急ぎ足から選ぶ。
疲労の概念があり、体格が低い子は持久戦に持ち込まれ追い詰められる可能性がある。
全速力を選ぶと体格を10点消耗し、敏捷+20で判定できる。
駆け足を選ぶと体格を5点消耗し、敏捷で判定できる。
急ぎ足を選ぶと体格は消耗しないが、敏捷−20で判定する。


【逃走シーンの進行タイミング】
1.サイコパスが登場した時点で恐怖のオーラによる正気度ダメージと恐怖判定を行う。
2.夢使いの行動。
3.恐怖のオーラによる正気度ダメージと恐怖判定。
4.サイコパスの行動。
5.2に戻る。

例1)フィリオリはサイコパスと出会い、直ぐに逃げることを選択した。マスターは全速力、駆け足、急ぎ足のいずれかの選択を指示。フィリオリは全速力を選択。フィリオリの敏捷値は59だが、全速力を選択したため+20の修正を受け、出目79以下で逃走に成功する。判定に成功、失敗に関わらず、全速力を選択した為に体格は10消耗し、フィリオリの体格は43から33に低下する。
例2)フィリオリは相次ぐ逃走判定により、体格が3にまで低下した。この状態では急ぎ足しか選択することができない。敏捷に-20の修正を受けるが、運命判定では-20の修正を受けない(同様に全速力でも運命に+20の修正は受けられない)。

【脅威度】
サイコパス、メタクリッター、地縛霊は脅威度という数値を持つ。
これはいわゆる攻撃命中率であり、逃走判定に失敗するとサイコパスは脅威度で判定し、成功すると夢使いの精神状態を一段階悪化させることができる。
脅威度の目安は以下の通り。
「地縛霊:〜50 サイコパス:50〜95 メタクリッター100〜175」
脅威度が101を越える場合、出目が脅威度−100以下の出目の場合、精神状態を2段階悪化させることができる。


【隠密判定】
追ってくるサイコパスを隠れてやり過ごす場合、知性にて判定を行う。
必ず隠れる場所や方法の描写を行うこと。


夢魔魔法】
夢使いは微弱ながら魔法を使うことができる。
魔法は宣言するだけで発動する。使用回数は知性の十分の一回とする。
・夢術:対象にアヘンやモルヒネのように痛みを止め、眠気、朦朧、安心感、幸福感、恍惚感を与えることができる。地縛霊の苦痛を和らげることができる。サイコパス及びメタクリッター相手には1d6手番の間感覚を惑わせ、その間脅威度を2/3に低下させる。
・幻術:五感のひとつを惑わせる、小規模で動きのない幻を作り出す。硫黄の悪臭、遠ざかる足音、カーテンの幻像、絹の肌触りなど。触覚に関わる幻は感じることができるが実体を伴わない。目に見えず、触れることしかできない壁を作ることはできるが、それに閉じこめることはできない。隠密判定の成功率を+20することもできる。
・運命転換:魔法使用回数をX消費し、Xd6の運命値を回復する。元値は越えない。


夢使い(ドリームマンサー/Dreammancer)】
夢魔により夢の力を与えられた存在。多くは十代の少女。
外面、内面双方が美しく、見込みのあるものが選ばれる。
特殊能力:
・超美少女:極めて魅力的な容姿を持つ。嫌でも注目を集めてしまう。
・幸福のオーラ:夢使いに相対する人間は彼女を警戒することはなく、好意を抱く。側にいるだけで幸福感を与えることができる。
・霊覚:夢魔や地縛霊などを認知し、交渉することが可能になる。
夢魔魔法:夢術及び幻術を扱うことができる。


夢魔(ナイトメア/Nightmare)】
災禍の根源。人間の絶望を糧とする強大な存在。
美しい女性あるいは少女の姿をした者が多い。
サイコパス夢使いの闘争を遊戯のように眺める。
特殊能力:
ゲームマスター夢使いサイコパス、メタクリッターを創造し、世界に放つ。
・悪夢の世界:異世界or結界を作り、外部干渉不能・逃げられない閉鎖空間を作り出す。
・審判:敗れたサイコパス・メタクリッターを滅ぼす。復活できない。


【夢の欠片】
淡く光るクリスタルである。
手に入れると精神状態が一段階改善し、また任意の能力値を+1することができる。
これを規定数を集めるのがセッションの目的である。


【殺人鬼(サイコパス/Psychopath)】
夢魔によって残虐性を引き出され、悪夢の力を得た存在。
異常なほどの怪力と耐久力を持つ。
銃や電気椅子などの方法では殺害しても復活する不死身の存在であり、世界に死と恐怖を撒き散らす。
恐怖と絶望を啜り、夢魔に捧げる。罪を重ねるごとに彼らの力は増していく。
活動は夜間に行う。覆面を被り、昼間は普通の市民であることも多い。
彼らにとって夢使いの絶望は垂涎の的である。
特殊能力:
・恐怖のオーラ:相対するものに恐怖と戦慄を与える。
・絶望の檻:殺した人間を地縛霊に変えることができる。
・復活:死亡しても数ヶ月〜数年で復活することができる。死体が無くても。


【怪異(メタクリッター/Meta critter)】
悪夢が顕現したおぞましき怪物。これこそが絶望。死の集合体。
銃も火もこの怪異の前では無力である。
発狂したサイコパスの変異した姿という説も存在する。
・恐怖のオーラ:相対するものに恐怖と戦慄を与える。
・絶望の檻:殺した人間を地縛霊に変えることができる。
・不条理の盾:物理攻撃無効。


【地縛霊(ゴースト/Ghost)】
サイコパスに殺された人間の霊魂が呪いにより地に縛り付けられたもの。彼らは死亡したときの苦しみをずっと感じ続ける。溺死であれば窒息の苦しみを、焼死であれば火傷と炎熱の拷問を、殺傷であれば切り刻まれる苦痛を永遠に。
多くの地縛霊は絶え間ない苦痛により狂気に冒されているが、夢使いと交渉できる個体も存在する。また夢使いの魔法により苦痛を和らげることができる。
殺された場所近辺から移動することができない。
彼らを解放するには死の原因となったサイコパス・メタクリッターを浄化することだけである。