社会体制：魔族諸侯盟約の慣習
・都市国家。
・都市とその人口を支える周辺農村で一つの版図。
・版図には領主がいる。
・領主は版図にやってきた魔族に対し、挨拶に来ることを義務づけることができる。
・領主は挨拶に来た魔族に対し、滞在を許可するかしないかは自由。
・領主は魔族に対し、滞在を許可しているという恩義があるため、労役を命ずることができる。
・魔族は労役をこなしても良いし、なんやかや理由をつけて拒絶しても良い。しかし領主は拒絶を理由に滞在許可を取り消すことができる為、基本的に領主有利。
・クーデターにあい失脚したり滅びた領主は枚挙に暇がない。
・その為、領主は労役を常識的なものにしたり、権益を与えたりして懐柔することもある。
・滞在権を剥奪された魔族は都市から退去しなければならない事になっている。退去しない場合は賞金首にかけられ、無法者扱いとなる。
・滞在魔族は版図内で自由に振る舞って良いことになっている。魔族は基本的に人食いの性質があり、人間及び社会には害を為す存在なので、都市が許容できる魔族の数には限りがある。
・版図の人間は喰われたく無いため、魔族の命令に従って隣の版図に収奪しに行き、領民を拉致して奴隷を調達することがある。
・有力商人は大抵、魔族の影響下にある。血や呪いで縛られていることも多い。
