veirosが何か言いたげにこちらを見ている

今のマイブームはヴァンパイア:ザ・レクイエムです。

消された血脈

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英語版のヴァンパイア:ザ・レクイエムが発売されたとき、そのルールブックの巻末には「血脈」のリストが載っていた。
「血脈」とはサブ氏族のようなもので、ディーヴァやヴェントルーといった基本氏族に、追加のデータを上乗せすることで傍流の氏族を創り出すというルールである。

その英語版に記載されていた「血脈」は下記の5つ。

ギャンレルの血脈。暴徒「ブルジャ」。
ヴェントルーの血脈。狂人「マルコヴィアン」。
メケトの血脈。保菌者「モルバス」。
ディーヴァの血脈。後援者「トレアドール」。
ノスフェラトゥの血脈。穢れた/Unclean「ブラクミン/Burakumin」。

このブラクミンは、いわゆる差別問題から日本語版において血脈まるごと削除されてしまった。
もちろん掲載する・しないの判断はアトリエサード社の完全な自由。
私としては日本語版を出してくれたという時点で圧倒的感謝しかない。

ちなみにこんな感じの「血脈」だった。

ラクミン

歴史:ブラクミンとして知られるようになったノスフェラトゥの血脈は、封建時代の日本に存在した、同じ名前の社会階層に由来する。
神道や仏教の教義によって「穢れている」とされた職業(死体の処理や家畜の屠殺など)であると判断された人間たちであった。

東方の領土の親族である日本のノスフェラトゥは、同じ社会階層の人間以外から吸血したり、抱擁することを制限されていた。やがて日本のノスフェラトゥはすべてブラクミン、または「部落民」と呼ばれ、ブラクミン・ノスフェラトゥが日本の帝国主義のさまざまな進歩により影響力を拡大するにつれて、名前と層別化が東アジアの大部分に広がった。

訓え:月明、悪夢、隠惑、怪力

≪月明≫:死霊術の一種。死体を腐敗させずに保存する。死人が見た最後の光景を垣間見る。自身を死人のような外見にする。

盟約:この血統の血族に最も影響を与える盟約はカルシアン運動である。

外観:すべてのブラクミンは、不穏で汚れた非人間的な存在を滲み出させる傾向があり、それは年齢と血液の効力が増すにつれてより明白になる。

版図:東部ブラクミンは伝統的に、神道と仏教の教義によって「穢れた」と考えられている人々が住む孤立した集落の共同避難所に制限されてきた。若い、より都市化された人々は、大都市の中や地下に住んでいるが、都市の中心部からは遠く離れている。版図を探している西部のブラクミンは、しばしば地元のノスフェラトゥと版図を奪い合うが、彼らが成功するにつれて、彼らの新しい氏族はディーヴァやヴェントルーに匹敵するようになっている。

出自:東部ブラクミンの長老は、彼ら自身が選ばれた社会階級の中から、ほとんどの子孫を選ぶ。より冷笑的な人は、自分自身を純粋で善良だと思っている人を苛むために、美しく、高貴で、力強く、伝統的に敬虔な人間を抱擁する。