まじぇ世界には天使がいません。堕天使はいますが。
じゃあなんで設定があるかというと、異世界には存在するからです。
その異世界側からすると、まじぇ世界は魔界と呼ばれています。
ということで『異世界パーマフロスト』の設定を考案しました。
- 永久凍土という意味の世界。
- 氷河期の惑星で、かつての高度な文明は失われている。
- 赤道でも肌寒い。高緯度はまさに氷結地獄。
- ゆるやかに死に絶えようとしている。
- これでも元楽園です。
- かつて世界を創造した神が存在した。
- 太陽を司るソレーユ、月を司るリュンヌ、星を司るミュリエル、大地を司るプリスフォーリアの四天使が存在していた。
- 天使はそれぞれまじぇでいう22の悪魔に匹敵する力を持つ。
- ミュリエルは遙か彼方に旅だった創造神を追いかけて、パーマフロストを去った。
- プリスフォーリアは突然行方不明になった。
- ソレーユとリュンヌは神のいないこの世界を蘇らせようと努力を尽くす。
- 竜達は天使の盟友だが、創造神の旅立ちとともに眠りについた。
- 残ったのはわずかな人間と動物、植物。
- 天使は魔法を使わない。代わりに「聖歌」を使う。言霊の力で物理的現象すら改変する。
パーマフロストの人類
- 人口は惑星全体で1000万人。減少傾向。
- 技術レベルは天使の助けもあり、ソーラーサテライトやソーラープラントなどを建造したこともあったが、現在では衰退の一途を辿っている。
- 創造神や天使や竜の存在を現実のものとして認識している。
- 人類は散らばって各地にコミュニティを形成。
- 天候的影響により飛行機が飛べない。
- メタルやクリスタルやデューテリウムが重要資源。
- 石油文明はない。
パーマフロストの竜
地震や天候、火山などの自然現象を司る存在。
惑星は創造神が作ったものだが、その仕組みは非常に複雑で時に自然災害という予期しないトラブルが発生する。竜は惑星の力を調整し、災害を最小限に食い止める使命を負う。
聖歌
- 汎言葉
一種のテレパシー能力で、真実を述べることに限り、相手に誤解無く意思を伝えることが出来る。どんなに疑わしい状況でも、言語が解らなくても、全くの異種族でも、相手が無生物でもである。背景知識を必要とする事柄や、微妙なニュアンスでさえも伝わる。
ただし、この能力は伝えることだけであり、相手の言語がわかるようになるわけではない。
- 平穏のオーラ
敵意や悪意が無いことを相手に伝えることが出来る。もちろん実際に敵意がなければ効果を発揮しない。
- 物語の円
属性を一つ指定し、その属性からの攻撃に「強く」なる。シーン終了まで有効。
- 解呪
魔法一つの効果を打ち消す。
- 愛情感知
誰が誰に愛情を抱いているか(縁故を持っているか)、おぼろげながら感知できる。
- 治癒
ヒットポイントや状態異常を回復する。病気や失った四肢すら再生しうるが、蘇生はできない。
- 真昼のような夜
周囲一帯をまばゆい光で照らす。この光は陽光のように作用し、吸血鬼や屍人にとっては致命的であり、悪霊や幻影は消え失せる。