| 所属地域 | フェイルディラシア |
|---|---|
| 国家元首 | ライトワード14世 |
| 国教 | 天賢道（ナレッジティズム） |
| 英語表記 | Yule-Mejid |
国家概要
フェイルディラシア中央部の山岳地帯に位置し、"天空の賢人の国"という別名を持つ宗教国家。国名は"封印者"という意味を持つ。地理的には標高4500メートルの高地にあり、アルベニック、クラトニアと接し、文化的にも多少の影響はあるものの、閉鎖的で独自の文化を築いてきた。
昨今の日音国滅亡やルージェノワールよるグラディショナル侵攻など、鎖国体制の継続は困難であると判断し、アルベニックの薦めの下で開国。外国資本を受け入れ、国際会議場に代表を送ることになる。
国家元首
国家元首はライトワード14世。天賢道の権威者であり、天文学、宗教学、歴史学を修めた少女王である。ライトワードは地上に顕現した神の化身であり、死ぬ度に転生を繰り返し、生きとし生けるものを救済する役目を持つという。
政治体制
宗教色の強い立憲君主制国家。普通選挙による国民議会が立法を、ライトワードが任命する元老院が行政を統括する。
省庁としては農務省、保健省、教育省、通信情報省、建設省、財務省、内務省、貿易産業省、資源省、外務省の10省がある。
産業
産業については未発達で、農業と林業が主。人口そのものも決して多くない。
鉱業では各種のレアメタルを初めとする質の高い鉱石を産出し、各国の垂涎の的である。
登山や避暑地として有望であり、観光業による外貨獲得も進められている。
民族
大小あわせて二十前後の民族が生活している。地理的要因から相互の連絡がしづらく、未だ知られていない隠れ里や部族が存在するという噂もある。それぞれの民族のアイデンティティはライトワードのカリスマであり、それが現代でも君主制が生き残っている要因でもある。
天賢道（ナレッジティズム）
生きとし生けるものは輪廻と転生を繰り返し、永劫に苦しみ続けるという世界観の宗教。人間は学問を修め、世界の真理を悟ることで輪廻を超越することができる。
学問については数学が生物学、天文学などの自然科学が重視され、また哲学や論理学などについても世界からの評価が高い。
いと高きハーラー
標高8840メートル。ヴァレフォール最高峰の山にして、ユールメシドの聖地。
禁煙国家
環境保護及び宗教的な背景からヴァレフォール唯一の禁煙国家であり、煙草の販売が禁止されている。国外から持ちこむことは出来るが、100%の関税が課せられる。
