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V.C.20 6月 レイェスニュースアナライズ

こんばんは。アンウィンカ・ニュースネットワークの政治アナリスト・ベルモンド・レイェスです。
ここでは各国のニュースをアレイスターからの視点で見ていきたいと思います。

リリスの道禁教化法案、庶民院通過】
 本日、リリスの道禁教化法案が庶民院を通過しました。
 この法案は国内の麻薬流通に深くかかわっていると思われている「リリスの道」を禁教にするものだが、「麻薬とリリスの道に関係性を示す証拠が不十分だ」と一部議員からは反対の声が上がった。
 これを聞いたフローラ殿下は「アレイスターとの関係を損ねかねない行為。貴族院でも通過するようなら庶民院を解散することも辞さない」とコメントした。
 リリスの道は2,30代女性に人気があり、庶民院が解散された場合、法案を再可決するのは困難だと思われる。

プラム公国 The Chloris Broadcasting Corporation

リリスの道」というのはアレイスター諸島同盟に伝わる魔術結社です。魔術を使い、アレイスターの歴史を裏から操っているという俗説がありますが、魔術の科学的根拠と同様、その存在は確認されていません。
ただ、「リリスの道」を名乗る集団はいくつか存在しますし、美女美少女、娼婦や麻薬の女売人をリリスと呼んだりします。このプラム公国で問題になっている集団はヴェロニカ・バーンロード女史を崇拝する魔術カルトのようですね。
フリージア条約の締結以降、両国のビザ無し渡航が可能になりましたが、それがコカインの密輸ルートの温床になっている可能性もあります。

【鉱石輸出ルート確保完了 通商省】
クラトニア政府の通商省は、今月10日に鉱石輸出ルートの確保を完了したと発表した。ヴォルドローフ条約機構(WLTM)諸国はもちろんのこと、ヤードゴニエ、神州、アレイスター、オドロブノなどの数カ国である。すでに神州、アレイスター、オドロブノでは貿易が行われており今後も増加する予定である。
労働者党通商委員長であるサルヴァトーレ・ロッティ委員長は「鉱石の輸出ルートが確保でき、歳入も期待できる。その資金で鉄鉱や兵器などの輸入品を獲得できる。」

クラトニア共和国 ウォルターコート通信 第7号

特別な経済条約などは無いものの、世界最大の鉱石の産出国クラトニア共和国と、我がアレイスターとの経済協力体制は非常に深いものがあります。同国はアレイスター油田の出資国でもあり、また我が国は鉱石輸入の8割強をかの国に頼っています。
ただ、大州間新国際秩序共栄圏(INIOCS)とウォルドローフ条約機構(WLTM)が微妙な関係となったとき、我が国への鉱石供給が不安定になる可能性があります。入手先の分散政策がリスク低減に役に立つのですが、諸島評議会のエンリケ・バロッソ評議員が親クラトニアの為、しばらくこのままの様ですね。

【各党のデモ一転乱闘、人民党幹部が負傷】
 本日、首都ゲーで人民党のデモが行われ、そのことを聞きつけた他党の支持者も入り混じって一時乱闘騒ぎになり、数時間後に陸軍部隊によって収拾されたものの、人民党の有力者で大統領選にも出馬したハチャ・ムノ氏が腕に傷を負ったとのことです。
 ゲーの中央広場に集まった人民党支持者らは我が国のGDPが異常に低下していることをドンチョル・コム首相の失策と非難していましたが、反共の民主党と愛国党の支持者が広場に集まりだすとそちらに非難の矛先を変えて一挙に各党の間で緊張が高まり、どちらから手をだしたかは不明ですがすぐに乱闘へと発展します。
 その後、派遣されてきた警備隊(警察)が暴れる人民党支持者を鎮圧しようとし、反発した人民党支持者は木材や家具を持ち出して応戦、さらに事態が悪化してしまいます。結局、陸軍部隊が到着して無駄なことをした警備隊を追い払い各党支持者を隔離、やっと収拾されたのでした。
 今回のこの騒乱では幸い死者は出なかったものの、人民党支持者を中心に多数の負傷者と逮捕者が出ました。人民党幹部のハチャ・ムノ氏も怪我をした一人で、他の党の支持者に殴られて腕に軽い傷を負いました。

オドロブノ共和国 ユイン・チュイン・テレビ

オドロブノ共和国は最近国交を樹立した国家で、我が国は小麦、牛肉、大豆食品などを輸入しています。我が国の農業はコーヒーやバナナなどの換金作物が主で、実際に私たちの口に入るものは殆ど外国に頼っています。
さて、首都ゲーでの映像を見てみましょう。

……
……
……え?
あー、資料によると、大規模な争乱で多数の負傷者と逮捕者が出たものの、死者無しのようです。多分。きっと。そうだといいな。
陸軍部隊が戦車を持ち出したという情報はこの映像から間違いないと思われます。警備隊と陸軍の対立構造が根にあるようですね。
ホルホト・ルソン大統領は共産圏との接近を試みている様ですが、同国の不安定な政治情勢には引き続き注視していく必要があるでしょう。