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半魔プロジェクト改変案・世界設定

魔のモノ

この世界のすべての人間の心の奥底には、魔のモノという邪悪な別人格が潜んでいます。
大半の人間はそれに気付くことなく生涯を終えますが、ストレスなどの諸条件が揃うことで魔のモノの意識は増大してゆきます。そして闇堕ちという現象が発生することで、魔のモノはその人の肉体を乗っ取ってしまうのです。
闇堕ちによって誕生した魔のモノは人間を超越した肉体と、強力なアーツ(超能力や魔法)の力を有する、誰にも倒せないような化け物です。
魔のモノは吐き気を催す邪悪であり、犠牲を省みない利己主義者であり、人間を苦しめることに楽しみを見出す絶対悪です。良心など持ち合わせておらず、殺人に禁忌を抱きません。改心することもありません。四六時中邪悪なことを考えているか、準備しているか、実行に移しています。

一度魔のモノに堕ちてしまったら、それはもうその人ではなく魔のモノという名の別の存在です。たとえどれほどその人と同じ顔であろうとも、言動に面影があろうとも、その人の身体を奪いとった全く別のものです。その人はもう、どこにもいないのです。

認識の檻

かような人類社会の敵である魔のモノですが、社会は魔のモノの存在に気がついていません。
『魔のモノなどの超常の存在や現象は世間に伝播しない』という法則があるのです。
この現象は認識の檻と呼ばれています。目撃者は魔のモノに関する記憶がなくなるわけではありませんが、魔のモノの存在を他者に訴えようとしても聞く耳を持たれず、信用されません。
これにより魔のモノがどれだけ暴れ回っても、人類は魔のモノの存在を確信することができません。

半魔

プレイヤーキャラクター、このゲームにおける「あなた」の立場です。
闇堕ちが発生したものの何らかの原因にて元の人格を保持できた「覚醒」と呼ばれるケースと、
闇堕ち後も元人格が消失する前に「救出」されたケースの二通りがあります。
半魔は元の人格を保持したまま魔のモノとしての力を手に入れています。
半魔は魔のモノと同様に認識の檻に守られています。そのため、社会は半魔の存在を認知しません。
魔のモノに対抗できるのは別の魔のモノか、半魔だけです。

半魔と魔のモノの人口比率は1:10程度と推定されています。

闇の闘い

魔のモノには「ビースト・オブ・ウォー」「デファイラー」「イーター・オブ・ソウルズ」という三つの種族が存在し、それぞれが勢力を形成し互いに殺し合う関係にあります。
この国の裏の支配権をかけて常に争っているのです。
そして闇堕ちを誘発し仲間を増やすために社会に災禍を撒き散らしています。
また、魔のモノは半魔を見つけたら殺すか、拷問して闇堕ちさせようとします。
半魔たちは三種族の抗争とは距離を置きつつも、自らと周囲を護るために抵抗しています。

強化一般人(堕人、魔女)

デファイラーが一般人を堕落させしもべと化した存在です。
https://veiros.hatenadiary.jp/entry/20180824/1535112893

使い魔

魔のモノが人間や動物の死体や器物から創造した怪物たちです。様々な形状や能力を持ち一般人にとっては危険な存在ですが、やはり魔のモノや半魔にとっては雑魚でしかありません。

地縛霊

ビースト・オブ・ウォーは殺害した人間の残留思念を使って、戯れにそれを地縛霊として復活させることがあります。一般人には視認することもできませんが、良い影響を与えることはありません。

ロアルマ

人々の噂や未知を恐れる心、伝承や物語への思念が魔法的要因によって形になった存在です。多くのロアルマは噂を広げるために暴走していますが、元となった噂によっては必ずしも人間を害する物ではありません。話題に上らなくなり人々の記憶から消えると存在が散逸し消滅します。
彼らは古い伝承をモチーフとしたものはロア、都市伝説などそれ以外のものはアルマと自称しています。
ロアルマは人間(一般人や半魔)と盟約することで、人間の精神世界に住まい消滅を免れることができますが、現実世界での活動能力の過半を失います。

政府

国会議員や官僚の多くは魔のモノの存在を知っていますが、現実的に対抗することは不可能で、面従腹背が精々です。傀儡となっている政治家も多数います。
魔のモノが起こした事件には警察があたることになりますが、上から圧力がかかって捜査打ち切りになったりします。
半魔の存在についても認識しているものおり、証拠を残さない形での協力を行ってくれる場合もあります。